2011年10月8日土曜日

素朴な疑問。

さて、いつか予告(?)した壁画シリーズ。

ひとつはウチのすぐ近く。


こういうのってどうやって描くんだろう?これだけのスペースに描くとなったら、遠近感とかバランスとか、いちいち離れて確認して、また描いて、離れて確認し…の繰り返し。気が遠くなる様な作業ですね。

そして、これだけの物を無許可で勝手に描いた訳じゃないでしょうから、アパートの自治会の許可を取ったり、いろいろ大変だと思うんですけど。まさかアパート側から「うちの壁に絵を描いてください」なんてアーティストに依頼したりもしないでしょうしねぇ。

こちらはベルヴィルのチャイナタウン。


ハードボイルドな私立探偵って感じ?内藤陳さんですか?いや、結構好きですよ、あの人。日本でハードボイルドと言えばチャンドラーのフィリップ・マーロゥばっかり有名ですけど、どうしてハメットのサム・スペードは余り知られてないのだろう?「ブロンドの悪魔」なんてニックネームがつく位で、「優しく無ければ生きている資格が無い」マーロゥよりもスペードのほうがラディカルだと思うんですが。
工藤ちゃんも好きだわー。かなりふざけたドラマでしたけど、あの松田優作「探偵物語」は通しで見るとかなり哀しい話ですね。
ハードボイルドと言えばもうひとつ、笹沢左保「木枯らし紋次郎」。「あっしには関わりの無ぇこって」と。中村敦夫格好良かったですねぇ。
キリが無いな。

これまたベルヴィル、上の壁画のすぐ近く。


看板の方は「ベン」ことベンジャミン・ヴォティエ風ですね。で、看板を壁に取り付ける作業をしている人…に見えますが、これも作品の一部です。人形なんですね。ただ看板を壁に取り付けるよりも一段凝った作りがおっさん好みです。

そんな訳で、他に見つけたらまたUPしますね。

で、素朴な疑問。この壁面には何故窓が一つも無いんだろう?昔はこの壁に引っ付いて別の建物があったんだろうか?

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