…米英…
なんて事を言う程古くはないんですがね。
アメリカとイギリスのお話。
太平洋戦争終結後、白洲次郎さんは進駐軍(古いなぁ、今は何て言うんだろう?占領軍?)に対しても日本人の誇りを失わず、堂々と接したそうですが、白洲さんは完璧なオックスブリッジ・イングリッシュ(オックスフォードやケンブリッジで学んだエリートのイギリス英語)を話したそうですね。
で、GHQの高官から「英語が上手ですね」とアメリカのカジュアルな英語で言われたもんだから、「あなたももっと勉強すれば上手くなりますよ」とオックスブリッジ・イングリッシュで言い返したとか。ハーバード訛りみたいなもんか。
御存知の通り、同じ英語でも色々と違いがあるのですね。
ロンドンのタクシーの運転手さんの英語の事とか、「四重人格」の事とか、2011/5/20のネタをお読み頂ければと思いますが。
今度はアメリカ語とイギリス語のお話です。
日本の英語はどっちかと言えばアメリカ語が主流ですね。パリで見かける英語はイギリス語が多いです。
とあるホテルにて。
アソンスール(Ascenseurs)とはフランス語でエレベーターの事ですが、その下の英語表記はElevaterではなくて、リフト(Lifts)です。アメリカ語で「エレベーター」、イギリス語で「リフト」。
その他「パンツ」と「トラウザー」とか、「スケジュール」と「タイム・テーブル」とか、色々と。(スケジュールと書いても、イギリス人は「シェジュール」と発音しますよね。)
先日、日本から見えた方が、パリのレストランの料理のあまりの量の多さについにギブアップしてしまい、もう食べられないから「下げてください」という意味で「テイク・アウェイ」と言ったら、残った料理をお持ち帰り用のパックに入れて持って来たので驚いた、なんて話をしてました。
しかし「下げてください」に「テイク・アウェイ」ですか?「プリーズ」位つけましょうよ、てかそれはさて置き。
イギリス語で「テイク・アウェイ」と言うと、日本で言う(従ってアメリカ語の)「テイク・アウト」に当たるのですね。だからボーイさんは残りの料理を「持ち帰る」のだと思って、親切にパック詰めにしてくれた訳です。
お、うまそうじゃないか、タンドーリ。じゃなくて。
「Eat in」はフランス語では「Sur Place(スュル・プラス)」その場で、と言う意味ですね。
テイクアウトは「A Emporte(ア・アンポルテ)」ですが…指差しフランス語会話集なんかにはそう書いてあるんですが、このEmの発音はアンとオンの中間音で、実際にはどちらかと言うと「オンポルテ」と聞こえます。
耐久レースで有名な「ル・マン(Le Mans)」もフランス語の発音では「ル・モン」に聞こえますね。以前レースを見に行った時、日本の方が
「へぇ、フランスではル・マンの事をル・モンって言うのか」
なんて言ってたんですが、いや、ル・マンの方が日本訛りなんですけど。ジャクソン・ファイブを聞いて「フィンガーファイブに似てる」とか言う様なもんか。喩えが古いな。
で、「お持ち帰り」が「Take Away」。フランス人やイギリス人がナンパや合コンの時にこの言葉を使うかどうかは存じません。
じゃあ、本当にお腹一杯でもう食べられないから「下げてください」と言う時にはどう言えばいいのか?
「レストランで食べ切れなくてボーイさんに『I'm full』と言ったら通じなかったんですけど…」
なんて言ってた方もいましたが。「I'm full」ねぇ。ところで本当に英語でそう言うのかいな?よく知りませんが。
まだお皿に料理が残っていても、「食べ終わった」「この皿はもう終わり」という意味で「フィニッシュ」でも通じますけど、
「そーりー、いと わず べりーぐっど、ばっと とぅー まっち ふぉー みー」
位の事は言いましょうよ。で、お腹をポンポンと叩いて見せれば分かってくれるでしょう。
敢えてフランス語で言ってみたければ
「えくすきゅぜ・もわ、せて とれ ぼん、め とろ ぷーる もわ」
ですかね。「フィニッシュ」「テイク・アウェイ」の一言じゃちょっとね。
しかしなぁ…
詳しくは2011/4/7のネタをお読み頂きたいのですが、先日、
「夕方の飛行機で日本に帰るのに、12時にはホテルをチェックアウトしなければならない。ホテルに荷物を預かって貰うには何と言ったら良いんでしょうか?」
と訊かれて、例によって
「ぷりーず きーぷ まい ばげーじ。あい かむ ばっく あっと すりー さーてぃー。 で充分通じますよ」
と言いかけたら、
「え?え?そんなに一遍に言われたら覚えられない!え?何ですか?『ぷりーず』?はい、『プリーズ』。で、それから?『きーぷ』?『キープ』はい。…」
とメモを取り始めた方もいまして…
これまた2011/6/24に書きましたが、どうですかね。自分で英語が話せないと頭から思い込んでる方、中学・高校の英語の教科書、もう一度引っ張り出して読んでみませんか?
おっさんは英語に限らず、子供達の学校の教科書を読むのが結構好きなんですが。
子持ちの方、如何でしょう。面白いですよー。
おっさんの子供時代には「いい国作ろう鎌倉幕府」と語呂合わせで覚えた様に、鎌倉時代は頼朝が征夷大将軍に任命された1192年からと教わったものです。現在でも、如何に実際に政権を掌握していようとも、「征夷大将軍」を戴かないうちは正式な幕府ではないという解釈もありますが、公式には幕府の実効支配が確立した1185年を鎌倉時代の始まりとする説の方が主流ですね。
更に言えば、頼朝が「寿永の宣旨」によって朝廷から坂東の支配権を認められた1183年からという説、1180年「以仁王の挙兵」に続く治承・寿永の乱と頼朝の挙兵をもって鎌倉時代の始まりとする説もあり、はたまた鎌倉幕府の基本法たる「御成敗式目」が制定された年と言うなら執権・北条氏の時代に入ってからの1232年です。
「鎌倉時代は何年から?」という単純な問いに対してさえこれだけの解釈がある訳です。
時代は変わって行くのですねぇ。どうですか?お子さんの教科書を読んでみるのもたまには良いかも知れません。
英語の話をするのに鎌倉時代まで遡らなきゃならんのか。
まぁ、現代英語の基礎を形作る事になるウィリアム征服王のイギリス征服は1066年ですがね。それまで話されていた古英語(サクソン語)と、支配階級に入って来たフランス語がミックスされて現在の英語の基礎ができる訳ですが。
やっと話がヨーロッパに帰って来たか。やれやれ。
2013年2月8日金曜日
2012年4月23日月曜日
Noel au balcon, Paque au tison
『バルコニーのクリスマス、燠火の復活祭』
などと訳します。
燠火とは最近余り使わない表現ですね。赤く熾った炭火の事ですが。
バルコニーでパーティーができる位にクリスマスの頃が暖かいと、逆に復活祭の頃は暖炉に火を熾す位寒くなるという意味です。
今年はまさにこれでして、クリスマス、年末年始は暖かくて、流石にコートは着てましたが手袋はほとんど要らない位でした。二月頃は寒かったですけどね。日中の最高気温がマイナスなんてのはザラで、普段はあのウールの肌触りが嫌いでマフラーなんかまず使わないおっさんが、とうとう引き出しの奥からマフラーを引っ張り出しましたよ。
三月は暖かかったんですが、復活祭の頃にはまた寒さがぶり返し、三月に仕舞い込んだ厚手のコートを改めて引っ張り出しまして。先週も寒かったけど、月曜日なんか予報では最高気温8度ですってよ。何なんだ。ネオ・ブラックゴーストが気象制御衛星を狂わせたのかと思ったぜ。
ところで復活祭といえば…昨年4/28の記事でも読み返して頂きましょうか。
イエス様の生誕を祝うクリスマス、復活を祝うイースター、この二つはキリスト教徒さんにとっては最も重要な二大イベントですね。だからこういう諺の類でも、時期を表すのに「イースター」とか「クリスマス」とかが出てくるのはありがちな話ですが、なかにはちょっと変わった言い回しもありまして、
A Paque, ou a la Trinite (復活祭にか、三位一体にか)
というのは「いつかそのうち」という意味ですが、と言うよりはむしろ「いつの日か…多分…てかまぁ駄目だろ、無理。」みたいなニュアンスですね。
Triniteはキリスト教の三位一体の教義の事ですが、これは証明不可能な命題でして、カトリック教会も、これをきちんと説明できる理論は持ち合わせておりません。
この辺は、今度は昨年7/2の記事辺りをご参照頂くって事で。
11世紀の神学者、カンタベリー大司教にしてスコラ派の始祖、アンセルムスの有名な言葉に
『Credo ut intelligam』
というのがあります。一般的には「理解するために、わたしは信じる」と訳されてますね。「信じてなきゃ理解できない様な理論は理論として成り立たない」という批判が聞こえて来そうな言葉ですが、本当はもう少し意味が深くて、どうも「私はキリスト教を信仰している、そしてその信仰はキリスト教を『理解』することを求めており、『信仰』するだけに留まらず、私の信仰するものを理解することに努めたい」という事らしいですね。
この聖人でもあるスコラ派の大学者さんが「理解したいと願う」「理解に努めたい」というレベルなんですから、おっさんがいくら考えたって解決する様な問題じゃありません。
いや、別に神学理論を証明するとか、そんな大それた事を考えてる訳じゃありません。
もう四月も後半なんだから、二日連続で雹が降る様な気候はいい加減止めにして、早く暖かくなってくれ、と言いたかっただけの事です。
暖房の電気代だけでも馬鹿にならないしね。
などと訳します。
燠火とは最近余り使わない表現ですね。赤く熾った炭火の事ですが。
バルコニーでパーティーができる位にクリスマスの頃が暖かいと、逆に復活祭の頃は暖炉に火を熾す位寒くなるという意味です。
今年はまさにこれでして、クリスマス、年末年始は暖かくて、流石にコートは着てましたが手袋はほとんど要らない位でした。二月頃は寒かったですけどね。日中の最高気温がマイナスなんてのはザラで、普段はあのウールの肌触りが嫌いでマフラーなんかまず使わないおっさんが、とうとう引き出しの奥からマフラーを引っ張り出しましたよ。
三月は暖かかったんですが、復活祭の頃にはまた寒さがぶり返し、三月に仕舞い込んだ厚手のコートを改めて引っ張り出しまして。先週も寒かったけど、月曜日なんか予報では最高気温8度ですってよ。何なんだ。ネオ・ブラックゴーストが気象制御衛星を狂わせたのかと思ったぜ。
ところで復活祭といえば…昨年4/28の記事でも読み返して頂きましょうか。
イエス様の生誕を祝うクリスマス、復活を祝うイースター、この二つはキリスト教徒さんにとっては最も重要な二大イベントですね。だからこういう諺の類でも、時期を表すのに「イースター」とか「クリスマス」とかが出てくるのはありがちな話ですが、なかにはちょっと変わった言い回しもありまして、
A Paque, ou a la Trinite (復活祭にか、三位一体にか)
というのは「いつかそのうち」という意味ですが、と言うよりはむしろ「いつの日か…多分…てかまぁ駄目だろ、無理。」みたいなニュアンスですね。
Triniteはキリスト教の三位一体の教義の事ですが、これは証明不可能な命題でして、カトリック教会も、これをきちんと説明できる理論は持ち合わせておりません。
この辺は、今度は昨年7/2の記事辺りをご参照頂くって事で。
11世紀の神学者、カンタベリー大司教にしてスコラ派の始祖、アンセルムスの有名な言葉に
『Credo ut intelligam』
というのがあります。一般的には「理解するために、わたしは信じる」と訳されてますね。「信じてなきゃ理解できない様な理論は理論として成り立たない」という批判が聞こえて来そうな言葉ですが、本当はもう少し意味が深くて、どうも「私はキリスト教を信仰している、そしてその信仰はキリスト教を『理解』することを求めており、『信仰』するだけに留まらず、私の信仰するものを理解することに努めたい」という事らしいですね。
この聖人でもあるスコラ派の大学者さんが「理解したいと願う」「理解に努めたい」というレベルなんですから、おっさんがいくら考えたって解決する様な問題じゃありません。
いや、別に神学理論を証明するとか、そんな大それた事を考えてる訳じゃありません。
もう四月も後半なんだから、二日連続で雹が降る様な気候はいい加減止めにして、早く暖かくなってくれ、と言いたかっただけの事です。
暖房の電気代だけでも馬鹿にならないしね。
2012年1月2日月曜日
ピタゴラ…違うって。
甘い物スイッチ入ってます。ヨーロッパ地区もまだ続きがあるんですけどちょっと中休み。
この時期パリに限らずフランスのパン屋さん、お菓子屋さんに必ずあるのがこれ。
ガレット・デ・ロワですね。
いつだったか、パリ在住の日本人女性とおっさん、そして日本から来た方と三人で話をしていて、ちょうど1月の事だったんで、ガレットの話題になりました。
で、パリ在住女性が日本の方に説明しようとして、
「新年に食べるお菓子で、『ガレット・デ・ロワ』といいまして…えーと、丸くてですね…え…あの…何て説明したら良いんだろう?」
と途中で止まっちゃいました。
おっさんが横から「アーモンド・パイですね」と助け舟を出した所、日本の方は
「アーモンド・パイ?へぇー!」
在パリ日本人女性は「アーモンド・パイ?」としばし考えてから、
「アーモンド・パイ…そう、それ!」納得するまでに何秒かかかってましたね。
「ガレット・デ・ロワ」そのものは知っていても、それが何であるかはあんまり考えた事はなかった様で。
まぁ、そういう事って結構ありますよね。
おっさんが5/5の記事(もう去年の事になっちゃいました)のような話をしたら、日本から見えた方が
「雛罌粟とポピーとアマポーラ、それに虞美人草が同じ花だったなんて!」
とか。
酒飲みの友人とその彼女(二人共日本人)とで話していて、
おっさん「酒だけだって結構カロリー高いのに、その上脂っこいつまみなんか食べるとカロリーオーバーだから、つまみは高蛋白低カロリーの枝豆なんかがいいよね」
友人の彼女「えー?枝豆って低カロリーなんですか?」
友人「そうだよ、だって枝豆の中身は大豆だもん」
彼女「え?枝豆って大豆なんですか?なんだ、ナッツみたいなものでカロリーが高いのかと思ってた。」
とか。
ガレット・デ・ロワも、このガレットの中にはフェーヴという陶器の人形が入っていて、フェーヴが入った部分を引き当てた人は王冠が貰えます。だからロワとは「国王、王様」の意味での「ロワ」だと思ってる人も多い様ですが、実はこれ、イエス様が生まれた時に星に導かれて救世主を拝みに来た東方の三博士の事なんですね。三博士の事をフランス語で「Rois Mages(ロワ・マージュ)」と言います。だから「Galette des Rois(ガレット・デ・ロワ)」の「ロワ」は複数形なんですね。
そういう訳で、本来このガレット・デ・ロワは1月6日の公現祭(イエス様がその神性を現した日、つまり東方三博士の礼拝の日)に食べるものであって、今みたいにクリスマスが終わった途端に町中にガレットが溢れ返るのはちょっとおかしい訳ですが。まぁ硬いこと言わんと。
硬いといえば、このガレットの中に入っているフェーヴはもともとは空豆だったそうですが、現在は陶器の人形です。思いっきりかじって歯を欠いたりしない様ご注意を。
で、独り暮らしのおっさんは一番小さいガレットを買った訳ですが、食べてみたら、あれ?フェーヴが入ってない?
そりゃそうか。一人飯、一人焼肉、一人カラオケ(だからカラオケは嫌いなんだってば)…
一人ガレットでフェーヴが当たっても嬉しくないか。てか虚しいだけか。
でもフェーヴの画像が無いのも寂しいので、今日は少し大きめのガレットを買いまして。
で、適当に切って適当に一切れ取って食べたら、入ってましたよ、フェーヴが。おっさん王様かい。
あとの部分は?いや、食べましたよ、ちゃんと。三人前。今日は晩飯抜きだな。
この時期パリに限らずフランスのパン屋さん、お菓子屋さんに必ずあるのがこれ。
ガレット・デ・ロワですね。
いつだったか、パリ在住の日本人女性とおっさん、そして日本から来た方と三人で話をしていて、ちょうど1月の事だったんで、ガレットの話題になりました。
で、パリ在住女性が日本の方に説明しようとして、
「新年に食べるお菓子で、『ガレット・デ・ロワ』といいまして…えーと、丸くてですね…え…あの…何て説明したら良いんだろう?」
と途中で止まっちゃいました。
おっさんが横から「アーモンド・パイですね」と助け舟を出した所、日本の方は
「アーモンド・パイ?へぇー!」
在パリ日本人女性は「アーモンド・パイ?」としばし考えてから、
「アーモンド・パイ…そう、それ!」納得するまでに何秒かかかってましたね。
「ガレット・デ・ロワ」そのものは知っていても、それが何であるかはあんまり考えた事はなかった様で。
まぁ、そういう事って結構ありますよね。
おっさんが5/5の記事(もう去年の事になっちゃいました)のような話をしたら、日本から見えた方が
「雛罌粟とポピーとアマポーラ、それに虞美人草が同じ花だったなんて!」
とか。
酒飲みの友人とその彼女(二人共日本人)とで話していて、
おっさん「酒だけだって結構カロリー高いのに、その上脂っこいつまみなんか食べるとカロリーオーバーだから、つまみは高蛋白低カロリーの枝豆なんかがいいよね」
友人の彼女「えー?枝豆って低カロリーなんですか?」
友人「そうだよ、だって枝豆の中身は大豆だもん」
彼女「え?枝豆って大豆なんですか?なんだ、ナッツみたいなものでカロリーが高いのかと思ってた。」
とか。
ガレット・デ・ロワも、このガレットの中にはフェーヴという陶器の人形が入っていて、フェーヴが入った部分を引き当てた人は王冠が貰えます。だからロワとは「国王、王様」の意味での「ロワ」だと思ってる人も多い様ですが、実はこれ、イエス様が生まれた時に星に導かれて救世主を拝みに来た東方の三博士の事なんですね。三博士の事をフランス語で「Rois Mages(ロワ・マージュ)」と言います。だから「Galette des Rois(ガレット・デ・ロワ)」の「ロワ」は複数形なんですね。
そういう訳で、本来このガレット・デ・ロワは1月6日の公現祭(イエス様がその神性を現した日、つまり東方三博士の礼拝の日)に食べるものであって、今みたいにクリスマスが終わった途端に町中にガレットが溢れ返るのはちょっとおかしい訳ですが。まぁ硬いこと言わんと。
硬いといえば、このガレットの中に入っているフェーヴはもともとは空豆だったそうですが、現在は陶器の人形です。思いっきりかじって歯を欠いたりしない様ご注意を。
で、独り暮らしのおっさんは一番小さいガレットを買った訳ですが、食べてみたら、あれ?フェーヴが入ってない?
そりゃそうか。一人飯、一人焼肉、一人カラオケ(だからカラオケは嫌いなんだってば)…
一人ガレットでフェーヴが当たっても嬉しくないか。てか虚しいだけか。
でもフェーヴの画像が無いのも寂しいので、今日は少し大きめのガレットを買いまして。
で、適当に切って適当に一切れ取って食べたら、入ってましたよ、フェーヴが。おっさん王様かい。
あとの部分は?いや、食べましたよ、ちゃんと。三人前。今日は晩飯抜きだな。
2011年11月20日日曜日
お笑い?
さて、おっさんの馴染みのカフェ、カフェ・ド・ラ・コメディさんです。
コメディ?お笑い芸人が集まる喫茶店か?などと思った方は…いないでしょうが、日本語で「コメディ」というとやっぱりお笑いのイメージじゃないでしょうかね。
フランス語で「コメディ」というと、お笑いの意味もありますけど、「演劇」の意味もありますね。この「カフェ・ド・ラ・コメディ」さんも、何故「コメディ」かというと、「コメディ・フランセーズ」のすぐ前にあるからで、「コメディ・フランセーズ」はフランス古典劇を上演する劇場です。嘗ては「モリエール座」といって、17世紀古典主義の作家、劇作家、俳優であったモリエールが劇団を率いて劇を上演していた所です。
観劇前の腹拵えの人達も芝居帰りの人達も「カフェ・ド・ラ・コメディ」でよく見かけます。
カフェの内装はこんな感じ。
奥の鏡張りの壁には芝居の登場人物が描かれてます。ここではやっぱりフランス古典劇風の人物が描かれてますが、この「コメディ」の元はイタリアの「コメディア・デラルテ」ですね。
古代ローマ時代に源流を持つといいますから、大変な歴史です。もともとは即興演劇で、類型化されたいくつかのキャラクターが演じる即興風刺劇とでも言ったらいいんでしょうか。
この「コメディア・デラルテ」の類型化されたキャラクター(所謂ストック・キャラクター)の一つが「アルレッキーノ」です。アルレッキーノのフランス語読みが「アルルカン」で、フランスの絵画なんかによく出て来ます。英語読みで「ハーレクイン」ですね。「ハーレクイン・ロマンス」のマークはピエロみたいな服を着た人物ですが、あれが「ハーレクイン」です。バットマンの宿敵ジョーカーの部下にハーレクインがいて、やっぱりピエロみたいな格好をしてますね。
アルレッキーノは軽業師、道化師で、ギャグのお約束でしょうか、大阪名物ハリセンチョップみたいに(?まさか。)他の登場人物を叩く為の棒(スティック)を持っていて、これが所謂「スラップ・スティック(ドタバタギャグ)」の起源だそうですが。
どこかユーモラスな役柄だけあって、ペテン師でもあるアルレッキーノではありますが、大悪人はでなくどこか間抜けな小悪党といった感じに描かれることが多い様です。
もうひとつの主要なキャラが「パンタローネ」で、パンタローネが穿いていた様な長ズボン(昔は半ズボンが一般的だった)が「パンタロン」、フランス語でもイタリア語でもパンタロンといえばズボンの事ですね。英語のズボン「パンツ」は「パンタロン」の短縮形でしょうかね。パンタローネは裕福な、でも強欲な商人で、おまけに女好きでしかも絶倫。パンタローネが一儲けしようとすると、周りのキャラがいろいろと横からちょっかいを出して台無しにするというのがコメディア・デラルテのお約束のストーリーですけど、これってやっぱり、狂言の「太郎冠者・二郎冠者」なんてのを思い起こさせますね。いつの世も、虐げられた弱い者が偉そうな奴に一泡吹かせてやっつけるストーリーというのは大衆演劇による憂さ晴らしな訳ですか。「フィガロの結婚」なんかもその類型に入れて良いでしょうかね。
これをやってくとキリが無くなる訳ですが。
で、このコメディ・フランセーズ前のカフェ・ド・ラ・コメディは、ルーブル美術館にも近く、ルーブル付近でちょっと一休みとかトイレをかねて休憩、なんていう時には良いですね。
この店のトイレは二階にあるんですが、階段が凄い。
狭い、急な階段で、更に天井が低いので、大柄な方、背の高い方は要注意です。
ある日カフェのカウンターでコーヒーを飲んでたら、ちょうどギャルソン(ボーイ)さんがクレーム・ブリュレを作ってましたので撮らせて貰いました。なんか調理器具というより「工具」ですよね、これ。
クレーム・ブリュレの作り方としては焼印みたいなのを熱して、それで砂糖の表面を焼くのもありますけどね。
ルーブル界隈で一休みしたい、という時に白い日除けのカフェが見えたら、この店かも知れませんよ。試してみますか?クレーム・ブリュレ。
コメディ?お笑い芸人が集まる喫茶店か?などと思った方は…いないでしょうが、日本語で「コメディ」というとやっぱりお笑いのイメージじゃないでしょうかね。
フランス語で「コメディ」というと、お笑いの意味もありますけど、「演劇」の意味もありますね。この「カフェ・ド・ラ・コメディ」さんも、何故「コメディ」かというと、「コメディ・フランセーズ」のすぐ前にあるからで、「コメディ・フランセーズ」はフランス古典劇を上演する劇場です。嘗ては「モリエール座」といって、17世紀古典主義の作家、劇作家、俳優であったモリエールが劇団を率いて劇を上演していた所です。
観劇前の腹拵えの人達も芝居帰りの人達も「カフェ・ド・ラ・コメディ」でよく見かけます。
カフェの内装はこんな感じ。
奥の鏡張りの壁には芝居の登場人物が描かれてます。ここではやっぱりフランス古典劇風の人物が描かれてますが、この「コメディ」の元はイタリアの「コメディア・デラルテ」ですね。
古代ローマ時代に源流を持つといいますから、大変な歴史です。もともとは即興演劇で、類型化されたいくつかのキャラクターが演じる即興風刺劇とでも言ったらいいんでしょうか。
この「コメディア・デラルテ」の類型化されたキャラクター(所謂ストック・キャラクター)の一つが「アルレッキーノ」です。アルレッキーノのフランス語読みが「アルルカン」で、フランスの絵画なんかによく出て来ます。英語読みで「ハーレクイン」ですね。「ハーレクイン・ロマンス」のマークはピエロみたいな服を着た人物ですが、あれが「ハーレクイン」です。バットマンの宿敵ジョーカーの部下にハーレクインがいて、やっぱりピエロみたいな格好をしてますね。
アルレッキーノは軽業師、道化師で、ギャグのお約束でしょうか、大阪名物ハリセンチョップみたいに(?まさか。)他の登場人物を叩く為の棒(スティック)を持っていて、これが所謂「スラップ・スティック(ドタバタギャグ)」の起源だそうですが。
どこかユーモラスな役柄だけあって、ペテン師でもあるアルレッキーノではありますが、大悪人はでなくどこか間抜けな小悪党といった感じに描かれることが多い様です。
もうひとつの主要なキャラが「パンタローネ」で、パンタローネが穿いていた様な長ズボン(昔は半ズボンが一般的だった)が「パンタロン」、フランス語でもイタリア語でもパンタロンといえばズボンの事ですね。英語のズボン「パンツ」は「パンタロン」の短縮形でしょうかね。パンタローネは裕福な、でも強欲な商人で、おまけに女好きでしかも絶倫。パンタローネが一儲けしようとすると、周りのキャラがいろいろと横からちょっかいを出して台無しにするというのがコメディア・デラルテのお約束のストーリーですけど、これってやっぱり、狂言の「太郎冠者・二郎冠者」なんてのを思い起こさせますね。いつの世も、虐げられた弱い者が偉そうな奴に一泡吹かせてやっつけるストーリーというのは大衆演劇による憂さ晴らしな訳ですか。「フィガロの結婚」なんかもその類型に入れて良いでしょうかね。
これをやってくとキリが無くなる訳ですが。
で、このコメディ・フランセーズ前のカフェ・ド・ラ・コメディは、ルーブル美術館にも近く、ルーブル付近でちょっと一休みとかトイレをかねて休憩、なんていう時には良いですね。
この店のトイレは二階にあるんですが、階段が凄い。
狭い、急な階段で、更に天井が低いので、大柄な方、背の高い方は要注意です。
ある日カフェのカウンターでコーヒーを飲んでたら、ちょうどギャルソン(ボーイ)さんがクレーム・ブリュレを作ってましたので撮らせて貰いました。なんか調理器具というより「工具」ですよね、これ。
クレーム・ブリュレの作り方としては焼印みたいなのを熱して、それで砂糖の表面を焼くのもありますけどね。
ルーブル界隈で一休みしたい、という時に白い日除けのカフェが見えたら、この店かも知れませんよ。試してみますか?クレーム・ブリュレ。
2011年11月11日金曜日
「Qu'est-ce que c'est?」
「これは何ですか」英語の「What is this?」にあたるフランス語ですね。
「簡単だよ、『ケツ臭ェ』って覚えときゃ良いんだ」とのたまったのはロサンジェルスの寿司屋の板さんでしたが。
「ケスクセ?」と読みます。あれだけ文字が並んでるのに発音してしまえばたった4音?
フランス語って表記と発音が結びつかないというか、日本の旧仮名遣いを思わせるものがありますね。
子供の頃、うちに「のらくろ」復刻版が全巻ありまして、のらくろは最後は喫茶店のマスターになって終わるんですね。ってそれはさて置きおっさんはこれで旧仮名遣いを覚えたのですよ。
まぁ、今の人達も「○○しませう」なんてのは普通に使ってますが、「あふぎ」とか「やくわん」とか「たうばん」とか「ゆくわい」とか、今はあまり見なくなりました。
阿川弘之さんがなんかの雑誌の(「新潮」だったかな)のコラムを旧仮名遣いで書いてますよね。
日本でもフランス車ファンの方はいらっしゃいますが、
Renault=ルノー、Peugeot=プジョー、初めての方には読みづらいでしょうね。
フランス語では母音が重なるとそれをひとつの音にまとめて発音しちゃうのが多いですね。
A+U=お 車のAudiはフランス語では「オディ」です。
O+I=わ おっさんの知り合いに及川(おいかわ)さん(仮名)という人が居ますが、フランス人さんはほぼ間違いなく「ワカワ」と読みます。因みにフォワグラは鴨(Canard)のとガチョウ(Oie)のがありますが、このガチョウ、フランス語でOieも「ワ」と読みますね。
A+I=え パリに「来々軒」というラーメン屋さんがあります。ラーメン屋の代名詞みたいな名前ですが、実際にはあんまり見ない屋号ですよね。「ライライ軒?違いますよ、うちはクルクル軒です!」というのは「欽どこ」のネタですが。懐かしー。で、このパリの来々軒さんのフランス語表記はLaï Laï Kenです。フランス語のRの音が独特で発音しにくいのでRでなくてLにしたんでしょうか。で、このiの上についてる点々をトレマといいまして、「このiは前の母音とは分けて発音する」という記号です。これを付けてなければ普通のフランス人は「レレケン」と読むでしょうね。
母音に限らず、子音の読み方にも特殊な法則がありますしね。
朝比奈(アサヒナ)さん(仮名)がパリの役所の待合室で順番を待っていました。やがて係員さんが「Mr.アサーン?Mr.アサーン!」と呼びましたが、みんな顔を見合わせるだけ。あれ?居ないの?これは読み方の問題と脱字のダブルパンチだったのですね。Asahinaさんの名前を係員さんが控えた時、Aを一個書き落としてしまいAsahinになっていたのですね。フランス語はHを発音しませんから「Hi」は「イ」になります。さらに脱字でHinaがHinになってしまい、フランス語では「in」は「アン」と発音しますので、「アサアンさん、アサーンさん」。アラブ人にありそうな名前です。
同じパターンで例えば荻野(オギノ)さんの場合、OginoのOを書き落としてOginとなったら、フランス人さんは「オジャン」と読むでしょうねぇ。
昔々にパリにやって来た日本の先人達も、フランス人に名前をちゃんと読んで貰う為に色々工夫した様です。
大正2年(1913年)に渡仏し、ヨーロッパ画壇で東洋を主張し、第一次世界大戦後はその「乳白色の肌」で人気を博し、社交界の寵児ともなった藤田嗣治の絵のサインは「Foujita」ですね。普通にFujitaと書いた場合、フランス人は「フュジタ」と発音してしまいます。フランス語はO+U=「う」になりますから、「フ」と読んで貰う為にFuでなくFouにした訳です。
昭和2年(1927年)に渡仏したのは荻須高徳。稲沢市に荻須記念美術館がありますね。
嗣治とは対照的に、ユトリロやヴラマンクの影響を色濃く漂わせ、パリを愛し、描き続けた彼のサインは「Oguiss」。日本風に「Ogisu」と書くと、フランス人は「オジズュ」と発音します。「フュジタ」よりも深刻ですね。フュジタならまだフジタの事だなとわかるけど、オジズュじゃもう原型を留めてません。
フランス語のGはGa=ガ、Gu=グ、Go=ゴですが、Giはジ、Geはジュまたはジェになります。これはCも同じで、Ca=カまたはキャ、Cu=クまたはキュ、Co=コですが、Ciはシ、Ceはスまたはセになります。
あー面倒臭い。あー鬱陶しい。
フランス人が日本の発音と同じ様に読める「フランス人のアルファベットの読み方に則した日本語の五十音:アルファベット表記の対訳表」ってのを作ったら売れますかね?
「簡単だよ、『ケツ臭ェ』って覚えときゃ良いんだ」とのたまったのはロサンジェルスの寿司屋の板さんでしたが。
「ケスクセ?」と読みます。あれだけ文字が並んでるのに発音してしまえばたった4音?
フランス語って表記と発音が結びつかないというか、日本の旧仮名遣いを思わせるものがありますね。
子供の頃、うちに「のらくろ」復刻版が全巻ありまして、のらくろは最後は喫茶店のマスターになって終わるんですね。ってそれはさて置きおっさんはこれで旧仮名遣いを覚えたのですよ。
まぁ、今の人達も「○○しませう」なんてのは普通に使ってますが、「あふぎ」とか「やくわん」とか「たうばん」とか「ゆくわい」とか、今はあまり見なくなりました。
阿川弘之さんがなんかの雑誌の(「新潮」だったかな)のコラムを旧仮名遣いで書いてますよね。
日本でもフランス車ファンの方はいらっしゃいますが、
Renault=ルノー、Peugeot=プジョー、初めての方には読みづらいでしょうね。
フランス語では母音が重なるとそれをひとつの音にまとめて発音しちゃうのが多いですね。
A+U=お 車のAudiはフランス語では「オディ」です。
O+I=わ おっさんの知り合いに及川(おいかわ)さん(仮名)という人が居ますが、フランス人さんはほぼ間違いなく「ワカワ」と読みます。因みにフォワグラは鴨(Canard)のとガチョウ(Oie)のがありますが、このガチョウ、フランス語でOieも「ワ」と読みますね。
A+I=え パリに「来々軒」というラーメン屋さんがあります。ラーメン屋の代名詞みたいな名前ですが、実際にはあんまり見ない屋号ですよね。「ライライ軒?違いますよ、うちはクルクル軒です!」というのは「欽どこ」のネタですが。懐かしー。で、このパリの来々軒さんのフランス語表記はLaï Laï Kenです。フランス語のRの音が独特で発音しにくいのでRでなくてLにしたんでしょうか。で、このiの上についてる点々をトレマといいまして、「このiは前の母音とは分けて発音する」という記号です。これを付けてなければ普通のフランス人は「レレケン」と読むでしょうね。
母音に限らず、子音の読み方にも特殊な法則がありますしね。
朝比奈(アサヒナ)さん(仮名)がパリの役所の待合室で順番を待っていました。やがて係員さんが「Mr.アサーン?Mr.アサーン!」と呼びましたが、みんな顔を見合わせるだけ。あれ?居ないの?これは読み方の問題と脱字のダブルパンチだったのですね。Asahinaさんの名前を係員さんが控えた時、Aを一個書き落としてしまいAsahinになっていたのですね。フランス語はHを発音しませんから「Hi」は「イ」になります。さらに脱字でHinaがHinになってしまい、フランス語では「in」は「アン」と発音しますので、「アサアンさん、アサーンさん」。アラブ人にありそうな名前です。
同じパターンで例えば荻野(オギノ)さんの場合、OginoのOを書き落としてOginとなったら、フランス人さんは「オジャン」と読むでしょうねぇ。
昔々にパリにやって来た日本の先人達も、フランス人に名前をちゃんと読んで貰う為に色々工夫した様です。
大正2年(1913年)に渡仏し、ヨーロッパ画壇で東洋を主張し、第一次世界大戦後はその「乳白色の肌」で人気を博し、社交界の寵児ともなった藤田嗣治の絵のサインは「Foujita」ですね。普通にFujitaと書いた場合、フランス人は「フュジタ」と発音してしまいます。フランス語はO+U=「う」になりますから、「フ」と読んで貰う為にFuでなくFouにした訳です。
昭和2年(1927年)に渡仏したのは荻須高徳。稲沢市に荻須記念美術館がありますね。
嗣治とは対照的に、ユトリロやヴラマンクの影響を色濃く漂わせ、パリを愛し、描き続けた彼のサインは「Oguiss」。日本風に「Ogisu」と書くと、フランス人は「オジズュ」と発音します。「フュジタ」よりも深刻ですね。フュジタならまだフジタの事だなとわかるけど、オジズュじゃもう原型を留めてません。
フランス語のGはGa=ガ、Gu=グ、Go=ゴですが、Giはジ、Geはジュまたはジェになります。これはCも同じで、Ca=カまたはキャ、Cu=クまたはキュ、Co=コですが、Ciはシ、Ceはスまたはセになります。
あー面倒臭い。あー鬱陶しい。
フランス人が日本の発音と同じ様に読める「フランス人のアルファベットの読み方に則した日本語の五十音:アルファベット表記の対訳表」ってのを作ったら売れますかね?
2011年10月25日火曜日
「そして闇はこれに打ち勝たなかった」(ヨハネ1章5節)
さて、いきなり英語の話ですが。
「Will」と「Shall」の意味の違いを、何で知りましたか?これである程度年代が推測できるんではないかと。
ハロプロのアイドルユニットで知った方、若い?と言ったってあれももう10年位前か。
映画「Shall we ダンス?」は1996年、アメリカのリメイク版が2004年。
「We Shall Overcome」は1950~60年代の人ですね。
ユル・ブリンナーとデボラ・カー「王様と私」は1956年。
おっさんはやっぱり「I Shall Return」なんですが。1942年ですねぇ。
「I said, to the people of the Philippines whence I came, I shall return. Tonight, I repeat those words: I shall return.」
「私は、私が後にして来たフィリピンの人々に言った。『私は必ず帰って来る』と。そして今夜、もう一度この言葉を言おう。私は必ず帰るのだと。」
そして1944年10月17日、ダグラス・マッカーサーは宣言します。「I have returned.(私は帰って来た)」と。
勿論おっさんが生まれる前の話ですがね。この言葉を知ったのは中学生位の時かな?
その後大学の時にはやっぱり「We Shall Overcome」に出会いましたよ。
今度はこの「Overcome」という言葉に別の所で出会いましたね。聖書です。ヨハネの福音書1章五節に「The Light Shines in the darkness and darkness did not overcome it」とあります。この日本語訳が「闇はこれに打ち勝たなかった」なのですね。
成程、だから単純に「勝つ」ことだけを表す「Win」でなく「We shall 『overcome』」でなければならなかったのか。それとも考え過ぎか?
まぁそれは良いとして。英語の勉強のつもりで聖書も所々読みましたけど、その頃はカトリック国フランスに暮らす事になるなんて思ってもみませんでした。そしてフランスに来た大抵の日本人と同じ様に、来たばっかりの頃はおっさんも驚きましたよ。
日曜日は何もかも閉まってる事に。
今度は旧約聖書「創世記」二章の冒頭にありますね。世界を創造なさった後、七日目に神は休息されたのだと。そして「七日目」は祝福され、聖別された訳です。
最近はそれでも日曜日に開けてる店も増えましたが、例えば日本なんかと比べたらまだまだです。スーパーも、デパートも、ブランドの店もお休み。日本から見えた方なんか、「じゃあ何したら良いんですか?」なんて言いますけど。そうですねぇ、美術館とか?ショッピングに関係無い「観光名所」なら開いてますし。
日程の都合で日本の家族や友人のお土産を買う時間が日曜日にしかない方は、日曜日のショッピングスポットも無い訳じゃありません。シャンゼリゼ辺りなんか、最近は結構店が開いてますし、10/3の記事のベルシー地区もありますが、ルーブルの地下のショッピングモールもなかなかですよ。別にミュージアムショップしかない訳じゃありません。普通にお土産に使えそうな物も相当あります。
ルーブルで日曜日丸一日あるなら、半日は美術館、半日はショッピング、なんてどうでしょう。ところがこの美術館もショッピングモールも今回は紹介しないのがおっさんのひねくれた所。
昼食はどうします?
ちゃんとありますよ、ルーブルの地下に、フードコートが。
広々としたホールに面して、「世界の料理」と銘打ったフードコート。
フレンチは勿論、
イタリアン、
スパニッシュ、
地中海風、
アジア系、
アラブ系、
これはアメリカ料理と言って良いのだろうか?マックもあります。
外から直接も入れますし、
ショッピングモール側からも出入りできます。
で、今までここではお茶しかした事無かったんですが、ブログに書くからにはやっぱり試食位しておかなきゃなぁ、などと思いまして、アラブ料理屋さんでクスクスを食べてみたんですが…これに関しては…大ハズレでした。残念ながら。もしここをご利用なら、他の店に行って下さいね。
で、食事時は賑わってますけど、他の時間帯はガラガラだし、美術館の客足が途切れる20:00頃から店の片付けが始まり、21:00にはホールの灯りが消えちゃいます。でも薄暗い(真っ暗にはならない)のさえ構わなければまだもうしばらく居られます。
何も飲食してない人達がテーブルだけ占領してお喋りしてるのなんかも見かけます。
まぁ、おっさんはここに居座って作業する時にはやっぱりコーヒーのひとつも買いますけどね。無線LANも入るので、スマホやPCの利用には最適です。
ところで、ここの無線LANは当然の事ながら、このフードコートを経営する「Autogrill」さんがお客さんに無料で提供してる…筈なんですが、この「Autogrill」の電波でアクセスしようとすると、いつもエラーが出て全然使えないんですけど。で、どうするかと言うと、同じくルーブルの地下にあるアップルショップの電波が拾えるので、いつも使わせて貰ってます。
迷惑な客だな。
「Will」と「Shall」の意味の違いを、何で知りましたか?これである程度年代が推測できるんではないかと。
ハロプロのアイドルユニットで知った方、若い?と言ったってあれももう10年位前か。
映画「Shall we ダンス?」は1996年、アメリカのリメイク版が2004年。
「We Shall Overcome」は1950~60年代の人ですね。
ユル・ブリンナーとデボラ・カー「王様と私」は1956年。
おっさんはやっぱり「I Shall Return」なんですが。1942年ですねぇ。
「I said, to the people of the Philippines whence I came, I shall return. Tonight, I repeat those words: I shall return.」
「私は、私が後にして来たフィリピンの人々に言った。『私は必ず帰って来る』と。そして今夜、もう一度この言葉を言おう。私は必ず帰るのだと。」
そして1944年10月17日、ダグラス・マッカーサーは宣言します。「I have returned.(私は帰って来た)」と。
勿論おっさんが生まれる前の話ですがね。この言葉を知ったのは中学生位の時かな?
その後大学の時にはやっぱり「We Shall Overcome」に出会いましたよ。
今度はこの「Overcome」という言葉に別の所で出会いましたね。聖書です。ヨハネの福音書1章五節に「The Light Shines in the darkness and darkness did not overcome it」とあります。この日本語訳が「闇はこれに打ち勝たなかった」なのですね。
成程、だから単純に「勝つ」ことだけを表す「Win」でなく「We shall 『overcome』」でなければならなかったのか。それとも考え過ぎか?
まぁそれは良いとして。英語の勉強のつもりで聖書も所々読みましたけど、その頃はカトリック国フランスに暮らす事になるなんて思ってもみませんでした。そしてフランスに来た大抵の日本人と同じ様に、来たばっかりの頃はおっさんも驚きましたよ。
日曜日は何もかも閉まってる事に。
今度は旧約聖書「創世記」二章の冒頭にありますね。世界を創造なさった後、七日目に神は休息されたのだと。そして「七日目」は祝福され、聖別された訳です。
最近はそれでも日曜日に開けてる店も増えましたが、例えば日本なんかと比べたらまだまだです。スーパーも、デパートも、ブランドの店もお休み。日本から見えた方なんか、「じゃあ何したら良いんですか?」なんて言いますけど。そうですねぇ、美術館とか?ショッピングに関係無い「観光名所」なら開いてますし。
日程の都合で日本の家族や友人のお土産を買う時間が日曜日にしかない方は、日曜日のショッピングスポットも無い訳じゃありません。シャンゼリゼ辺りなんか、最近は結構店が開いてますし、10/3の記事のベルシー地区もありますが、ルーブルの地下のショッピングモールもなかなかですよ。別にミュージアムショップしかない訳じゃありません。普通にお土産に使えそうな物も相当あります。
ルーブルで日曜日丸一日あるなら、半日は美術館、半日はショッピング、なんてどうでしょう。ところがこの美術館もショッピングモールも今回は紹介しないのがおっさんのひねくれた所。
昼食はどうします?
ちゃんとありますよ、ルーブルの地下に、フードコートが。
広々としたホールに面して、「世界の料理」と銘打ったフードコート。
フレンチは勿論、
イタリアン、
スパニッシュ、
地中海風、
アジア系、
アラブ系、
これはアメリカ料理と言って良いのだろうか?マックもあります。
外から直接も入れますし、
ショッピングモール側からも出入りできます。
で、今までここではお茶しかした事無かったんですが、ブログに書くからにはやっぱり試食位しておかなきゃなぁ、などと思いまして、アラブ料理屋さんでクスクスを食べてみたんですが…これに関しては…大ハズレでした。残念ながら。もしここをご利用なら、他の店に行って下さいね。
で、食事時は賑わってますけど、他の時間帯はガラガラだし、美術館の客足が途切れる20:00頃から店の片付けが始まり、21:00にはホールの灯りが消えちゃいます。でも薄暗い(真っ暗にはならない)のさえ構わなければまだもうしばらく居られます。
何も飲食してない人達がテーブルだけ占領してお喋りしてるのなんかも見かけます。
まぁ、おっさんはここに居座って作業する時にはやっぱりコーヒーのひとつも買いますけどね。無線LANも入るので、スマホやPCの利用には最適です。
ところで、ここの無線LANは当然の事ながら、このフードコートを経営する「Autogrill」さんがお客さんに無料で提供してる…筈なんですが、この「Autogrill」の電波でアクセスしようとすると、いつもエラーが出て全然使えないんですけど。で、どうするかと言うと、同じくルーブルの地下にあるアップルショップの電波が拾えるので、いつも使わせて貰ってます。
迷惑な客だな。
2011年9月7日水曜日
“Des gouts et des couleurs, on ne discute pas."
フランスではこの様に申します。
Gout(グー)とは味の事です。まぁ、英語のTasteと同じで、本来の食べ物の「味」の意味もありますし、「好み」の意味もあります。
Couleur(クルール)とは色の事ですね。
「味と色については議論にならない」
辞書なんかでは「蓼食う虫も好々」と訳されてます。
友人(フランス人)
「おい、あそこを歩いてるあの娘、日本人じゃないか?すごく可愛いなぁ」
おっさん
「あぁー?そーかぁー?」
こんな会話もしょっちゅうです。(5/26の記事参照)こんな時に言うのですね。
「Elle n'est pas mon gout.(彼女は俺のタイプじゃない)」
全然話が違いますが、昔、V6の「学校へ行こう!」で、全校生徒の前で校舎の屋上から何かを「主張」するコーナーがあったんですが、
そのコーナーに、ある日、生徒ではなくて何故かそのお父さんが出てきて、
「わしの女性の好みは…『母ちゃん』だぁぁぁー!」
と主張してました。あれは何だったんでしょうかね。
で、それはさて置き、「色」の話。
毎回日本に帰る度に思いますが、やっぱりダークスーツの人が圧倒的に多いですねぇ。最近はクールビズで少しは変わって来たんでしょうか。
服装に限らず、フランス人の「色」の感覚ってやっぱり日本人とは違います。日本ではこれはあんまりやらないんじゃないですか?「ピンクに紫」。
そう言えば南斗六聖拳「妖の星」ユダ様や、南斗聖拳シンの配下ダイヤ様のアイメイクはピンク、口紅は紫でしたなぁ。
お菓子屋さん「ル・ノートル」の看板とトラック。
とあるホテルの看板も。
サン・ラザール駅近くのアーケード。
メトロでも。まぁ、台座は全部ピンクですから、元は椅子も全部ピンクだったんじゃないかと思いますが、壊れた椅子を替える時に、そこに紫のを取り付けちゃう所が何とも。
そんな訳で、おっさんは時々こんな格好もするんですねぇ、これが。
ある日のおっさん。
これがやりたかったのか。
Gout(グー)とは味の事です。まぁ、英語のTasteと同じで、本来の食べ物の「味」の意味もありますし、「好み」の意味もあります。
Couleur(クルール)とは色の事ですね。
「味と色については議論にならない」
辞書なんかでは「蓼食う虫も好々」と訳されてます。
友人(フランス人)
「おい、あそこを歩いてるあの娘、日本人じゃないか?すごく可愛いなぁ」
おっさん
「あぁー?そーかぁー?」
こんな会話もしょっちゅうです。(5/26の記事参照)こんな時に言うのですね。
「Elle n'est pas mon gout.(彼女は俺のタイプじゃない)」
全然話が違いますが、昔、V6の「学校へ行こう!」で、全校生徒の前で校舎の屋上から何かを「主張」するコーナーがあったんですが、
そのコーナーに、ある日、生徒ではなくて何故かそのお父さんが出てきて、
「わしの女性の好みは…『母ちゃん』だぁぁぁー!」
と主張してました。あれは何だったんでしょうかね。
で、それはさて置き、「色」の話。
毎回日本に帰る度に思いますが、やっぱりダークスーツの人が圧倒的に多いですねぇ。最近はクールビズで少しは変わって来たんでしょうか。
服装に限らず、フランス人の「色」の感覚ってやっぱり日本人とは違います。日本ではこれはあんまりやらないんじゃないですか?「ピンクに紫」。
そう言えば南斗六聖拳「妖の星」ユダ様や、南斗聖拳シンの配下ダイヤ様のアイメイクはピンク、口紅は紫でしたなぁ。
お菓子屋さん「ル・ノートル」の看板とトラック。
とあるホテルの看板も。
サン・ラザール駅近くのアーケード。
メトロでも。まぁ、台座は全部ピンクですから、元は椅子も全部ピンクだったんじゃないかと思いますが、壊れた椅子を替える時に、そこに紫のを取り付けちゃう所が何とも。
そんな訳で、おっさんは時々こんな格好もするんですねぇ、これが。
ある日のおっさん。
これがやりたかったのか。
2011年8月12日金曜日
パリ環状道路から。
パリの街を取り巻く様にして環状道路が通ってます。
フランス語で「Peripherique」ペリフェリックといいます。意味は単純明快、「周辺」という事です。パリの「周辺」を走る道ですね。
序でに言えば、コンピューターの「周辺機器」の事もペリフェリックと呼びます。
で、このペリフェリックは、外周約35キロのパリの周りを走ってますが、パリの西側で、パリとブローニュの森の間を通ります。ブローニュは大きな森で自然が一杯です。
そして、このペリフェリック沿いの、ブローニュに続く土手に、こんなのがいましたよ。
茶色い兎は芝生の色に紛れて見づらいですが、こういう凸凹黒兵衛みたいなのは目立つからよくわかります。
ん?凸凹黒兵衛?ご存知ありませんか?田河水泡さんの漫画キャラですが。手塚治虫さんの漫画に、ヒゲオヤジこと判俊作やアセチレン・ランプ、スカンク草井やヒョウタンツギがあちこち顔を出しますが、黒兵衛も自分が主人公の漫画がありながら「のらくろ」にも時々顔を出したりしてます。まぁ「窓野雪夫さん」や「蛸の八ちゃん」なんかも「のらくろ」に友情出演したりしてますが。
しかし「少年倶楽部」が戦後も、しかも「少年クラブ」と改名してですが1962年まで存続してたとは驚きです。
「豹の眼」って「少年倶楽部」連載だったんですね。知らなかった。テレビでは見てましたけど。モリーこと黒田杜夫を演じたのは、祝十郎こと月光仮面や「隠密剣士」の秋草新太郎を演じた大瀬康一さんでしたねぇ…
小学校の頃、家を出る時間の少し前に、テレビで昔の古いヒーロー物をやってて、それを見てから学校に行きましたねぇ。他にも「仮面の忍者赤影」「忍者部隊月光」「快傑ハリマオ」とか。
それはさて置き。で、兎が見えたのをきっかけに、兎の話になったんですが、フランスの家庭料理に兎の全身にマスタードを塗ってオーブン焼き(勿論丸焼き)にするのがありますね。兎のソーセージなんかもあります。農家風の食事というと、この兎のソーセージが入ったスープと田舎風パンなんてのが真っ先に思い浮かびます。
なんて話をしてたら、日本の方が、「兎を食べるなんて残酷だ」と。
はぁ。牛や豚や鳥を食べるのは残酷ではないと?兎だけ特別?
増して兎を食べる文化圏に属してない人が言うならともかく、日本は間違い無く兎を食用にする文化圏ですからね。今でも兎を「一羽二羽」と数えるのもその名残ですし。
日本はまた犬を食べる文化圏にも属してますしね。久生十蘭の「無月物語」収録の「犬」なんぞ読むと分りますが。水島新司「ドカベン」(「通天閣高校」篇)にも、松田優作「探偵物語」(「脅迫者」)にもそんな話が出てきます。
ま、犬はともかく、兎は最近日本でもジビエ料理店なんかでも出てますね。
以前パリで、セルフサービスの学生食堂みたいな店でやはり兎料理があって、日本の方が「えー?これ兎?」なんて驚いてまして。日本の若い方が兎料理を見て驚くのには慣れっこですから、おっさんとしては「またか」という感じだったんですが、その方の言うのには
「日本では兎なんてジビエ料理の専門店で高いお金を払わないと食べられないのに、こんな普通の食堂に、しかもこんなに安く出てるんですか?」
成程。そっちに驚いたんでしたか。
こっちではよく、その辺の公園とかで野宿してるジプシーさん達が兎を捕まえて食べてます。「ジプシーがキャンプしたあとは兎が減る」なんて言われてますが。
そういえば上野辺りで鳩を捕まえて食べちゃったアラブ系の方がいましたねぇ。
フランス語で「Peripherique」ペリフェリックといいます。意味は単純明快、「周辺」という事です。パリの「周辺」を走る道ですね。
序でに言えば、コンピューターの「周辺機器」の事もペリフェリックと呼びます。
で、このペリフェリックは、外周約35キロのパリの周りを走ってますが、パリの西側で、パリとブローニュの森の間を通ります。ブローニュは大きな森で自然が一杯です。
そして、このペリフェリック沿いの、ブローニュに続く土手に、こんなのがいましたよ。
茶色い兎は芝生の色に紛れて見づらいですが、こういう凸凹黒兵衛みたいなのは目立つからよくわかります。
ん?凸凹黒兵衛?ご存知ありませんか?田河水泡さんの漫画キャラですが。手塚治虫さんの漫画に、ヒゲオヤジこと判俊作やアセチレン・ランプ、スカンク草井やヒョウタンツギがあちこち顔を出しますが、黒兵衛も自分が主人公の漫画がありながら「のらくろ」にも時々顔を出したりしてます。まぁ「窓野雪夫さん」や「蛸の八ちゃん」なんかも「のらくろ」に友情出演したりしてますが。
しかし「少年倶楽部」が戦後も、しかも「少年クラブ」と改名してですが1962年まで存続してたとは驚きです。
「豹の眼」って「少年倶楽部」連載だったんですね。知らなかった。テレビでは見てましたけど。モリーこと黒田杜夫を演じたのは、祝十郎こと月光仮面や「隠密剣士」の秋草新太郎を演じた大瀬康一さんでしたねぇ…
小学校の頃、家を出る時間の少し前に、テレビで昔の古いヒーロー物をやってて、それを見てから学校に行きましたねぇ。他にも「仮面の忍者赤影」「忍者部隊月光」「快傑ハリマオ」とか。
それはさて置き。で、兎が見えたのをきっかけに、兎の話になったんですが、フランスの家庭料理に兎の全身にマスタードを塗ってオーブン焼き(勿論丸焼き)にするのがありますね。兎のソーセージなんかもあります。農家風の食事というと、この兎のソーセージが入ったスープと田舎風パンなんてのが真っ先に思い浮かびます。
なんて話をしてたら、日本の方が、「兎を食べるなんて残酷だ」と。
はぁ。牛や豚や鳥を食べるのは残酷ではないと?兎だけ特別?
増して兎を食べる文化圏に属してない人が言うならともかく、日本は間違い無く兎を食用にする文化圏ですからね。今でも兎を「一羽二羽」と数えるのもその名残ですし。
日本はまた犬を食べる文化圏にも属してますしね。久生十蘭の「無月物語」収録の「犬」なんぞ読むと分りますが。水島新司「ドカベン」(「通天閣高校」篇)にも、松田優作「探偵物語」(「脅迫者」)にもそんな話が出てきます。
ま、犬はともかく、兎は最近日本でもジビエ料理店なんかでも出てますね。
以前パリで、セルフサービスの学生食堂みたいな店でやはり兎料理があって、日本の方が「えー?これ兎?」なんて驚いてまして。日本の若い方が兎料理を見て驚くのには慣れっこですから、おっさんとしては「またか」という感じだったんですが、その方の言うのには
「日本では兎なんてジビエ料理の専門店で高いお金を払わないと食べられないのに、こんな普通の食堂に、しかもこんなに安く出てるんですか?」
成程。そっちに驚いたんでしたか。
こっちではよく、その辺の公園とかで野宿してるジプシーさん達が兎を捕まえて食べてます。「ジプシーがキャンプしたあとは兎が減る」なんて言われてますが。
そういえば上野辺りで鳩を捕まえて食べちゃったアラブ系の方がいましたねぇ。
2011年8月5日金曜日
「鳩時計だよ。」
懐メロから今度は古い映画に飛びましたねぇ。
「第三の男」は1949年か。
いや、ここはウィーンのプラーター公園じゃありませんよ。
パリのチュイルリー公園です。
「チュイル」とは屋根瓦の事ですね。「チュイルリー」は直訳すれば「瓦製造所」です。本当にこの辺で屋根瓦を焼いてたそうです。
ところで、フランス語で「チュイル」と言えば運の悪い偶発事故の事ですね。
ほんのちょっとだけ車を離れただけなのにしっかり駐禁をとられてたとか、いつもはしっかりシートベルトをしてるのに、うっかり忘れた時に限って一斉取り締まりに引っ掛かったとか。
道を歩いてたら、壊れた瓦が屋根の上から落っこちてきて、それにあたって怪我したとか。
そしてやっぱり思い浮かぶのは「ベン・ハー」ですねぇ。「ベン・ハー」はサイレント時代まで含めれば4回映画化されてますが、やっぱりおっさん世代には1959年のチャールトン・ヘストン版です。
石の手摺が崩れて落ちただけで、一家全員連行ですもんね。不運な偶発事故です。
で、話を戻しますが。
このチュイルリー公園に遊園地が出てます。分解・組み立て式の移動遊園地で、ここには夏休みと年末・年始に来ますね。すべてのアトラクションが分解・組み立て・移動可能。トレーラーを連ねたキャラバンであちこち移動しながら営業するんですね。
射的屋さん。子供達が小さい頃、よくこれで縫いぐるみとか取ってあげたりしたなぁ。おっさんは射撃結構得意でした。
これもよくやったし。結構得意だったし。
「高校の頃クレーンゲーム部のキャプテンだった」ってのは「あすなろ白書」のネタでしたかね。
バスケットボールゲーム。
緑間っちにやらせてみたい。
アヒル釣り。これは子供達用。
これもシンプルな大滑り台。
定番のお化け屋敷。
電動カート…とでも呼ぶのかな。
ひと遊びして、ちょっと一休みならこんな所で。
さて、今度は大掛かりな奴を。こんなのも分解・組み立て式。数日間でセットアップします。
ウォータースライダーなんかもあります。
これ、日本ではなんて言うんだろうか。アトラクションの名前は「レインボウ」ですが。
そしてこれ。逆バンジーとでも言いましょうか。パチンコで小石を飛ばすみたいに、人が乗ったカプセル(?)を…
上空へ向けて発射!
いやぁ、こんな物まで移動式ですからねぇ。メンテナンスとか、安全基準とか、どうなってるんだろうとは思いますが、ま、これがフランスの伝統ですからね。野暮は申しますまい。
フランスって、日本で考える様な所謂「遊園地」があんまり無いので、子供達も、若い恋人同士なんかも、結構こういう移動遊園地を楽しみにしてたりします。
でもなぁ。やっぱりこういうのにはあんまり乗る気がしない。
「第三の男」は1949年か。
いや、ここはウィーンのプラーター公園じゃありませんよ。
パリのチュイルリー公園です。
「チュイル」とは屋根瓦の事ですね。「チュイルリー」は直訳すれば「瓦製造所」です。本当にこの辺で屋根瓦を焼いてたそうです。
ところで、フランス語で「チュイル」と言えば運の悪い偶発事故の事ですね。
ほんのちょっとだけ車を離れただけなのにしっかり駐禁をとられてたとか、いつもはしっかりシートベルトをしてるのに、うっかり忘れた時に限って一斉取り締まりに引っ掛かったとか。
道を歩いてたら、壊れた瓦が屋根の上から落っこちてきて、それにあたって怪我したとか。
そしてやっぱり思い浮かぶのは「ベン・ハー」ですねぇ。「ベン・ハー」はサイレント時代まで含めれば4回映画化されてますが、やっぱりおっさん世代には1959年のチャールトン・ヘストン版です。
石の手摺が崩れて落ちただけで、一家全員連行ですもんね。不運な偶発事故です。
で、話を戻しますが。
このチュイルリー公園に遊園地が出てます。分解・組み立て式の移動遊園地で、ここには夏休みと年末・年始に来ますね。すべてのアトラクションが分解・組み立て・移動可能。トレーラーを連ねたキャラバンであちこち移動しながら営業するんですね。
射的屋さん。子供達が小さい頃、よくこれで縫いぐるみとか取ってあげたりしたなぁ。おっさんは射撃結構得意でした。
これもよくやったし。結構得意だったし。
「高校の頃クレーンゲーム部のキャプテンだった」ってのは「あすなろ白書」のネタでしたかね。
バスケットボールゲーム。
緑間っちにやらせてみたい。
アヒル釣り。これは子供達用。
これもシンプルな大滑り台。
定番のお化け屋敷。
電動カート…とでも呼ぶのかな。
ひと遊びして、ちょっと一休みならこんな所で。
さて、今度は大掛かりな奴を。こんなのも分解・組み立て式。数日間でセットアップします。
ウォータースライダーなんかもあります。
これ、日本ではなんて言うんだろうか。アトラクションの名前は「レインボウ」ですが。
そしてこれ。逆バンジーとでも言いましょうか。パチンコで小石を飛ばすみたいに、人が乗ったカプセル(?)を…
上空へ向けて発射!
いやぁ、こんな物まで移動式ですからねぇ。メンテナンスとか、安全基準とか、どうなってるんだろうとは思いますが、ま、これがフランスの伝統ですからね。野暮は申しますまい。
フランスって、日本で考える様な所謂「遊園地」があんまり無いので、子供達も、若い恋人同士なんかも、結構こういう移動遊園地を楽しみにしてたりします。
でもなぁ。やっぱりこういうのにはあんまり乗る気がしない。
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