さて、リエージュ駅の続き、この駅の目玉と言ったらこれです。上り・下り線のホームにそれぞれ9点ずつの壁画。
ブルー・トーンのリエージュ風景
ダニエル・ヒクターのタイル壁画
ウェルカンラート国立陶芸院(訳注:公式にはなんと言うか存じませんが、取りあえず意味の上では合ってると思います)
この駅を飾る18点のタイル画は、図柄の上からエナメルをかけた6576枚のタイルで構成されており、これらはリエージュ出身の二人の芸術家マリー・クレール・ヴァン・ヴュシュレンとダニエル・ヒクターの二人ののデッサンの下、ウェルカンラート国立陶芸院によりベルギーで製作された。
このホームにはリエージュ地方の風景や有名な記念建造物を建築家ダニエル・ヘクターが青を基調に描いている。アンブレーヴ渓谷、レ・ファーニュ、ジレップ堤防、モマーユのロマネスク教会、ル・ランブール、ジュエ・ボドニェ城、ショキエ・スュル・ムーズ城、スパ・フランコルシァンのサーキット、リエージュ司教領宮殿である。
実際に壁を飾る作品の順序とこの案内板に記載されてる順序が違うんですけどね。ま、フランスじゃよくある事さ。
フランス語でアンブレーヴ川、ドイツ語ならアメル川ですね。
http://en.wikipedia.org/wiki/File:Waterfalls_of_coo_belgium.jpg
いや、なんかそのまんまじゃないか?
レ・ファーニュって、何と言うか尾瀬みたいな所ですね。
ジレップ川の水を堰き止める堤防。
http://fr.wikipedia.org/wiki/Fichier:La_Gileppe_15-04-2007_17-11-26.jpg
面白いですね。
案内板と作品の画面に書かれた地名が一致してませんが。正確にはモマーユ地方のエベ教会なんでしょうね。(多分こう発音するんだと思います)
ランブールはフランス語読み、日本ではリンブルクと言いますかね。リンブルク語という独自の言語を持った地方です。アーヘン(ドイツ)、マーストリヒト(オランダ)、リエージュ(ベルギー)に囲まれた辺りですね。
この城は12世紀頃の記録に既に載ってるそうですが、現在のベルギー・ルネッサンス様式のものは16-17世紀に建てられてます。
これもシャトーと言うのだろうか。どっちかと言えば「岩山の上の館」って感じなんですけど。
このサーキットを走った人達が投稿した動画が結構You Tubeなんかにも出てますね。
トリはやっぱりこれ?司教領と言うのは司教を君主とする小国家みたいなものですね。その宮殿ですから、ラストに持って来たい気持ちもわかろうと言うモノです。
さて、本日はここまで。明日は対向車線(?)です。
一駅に足かけ二年かかるのか。では皆様良いお年を。
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