2011年12月22日木曜日

これは解説要らないかな。


確かに解説は要らないかもしれないが。というかインベーダーだけじゃなかったんですね。

じゃなくてこっちです。マリオはたまたまこのサン・ピエール・サン・ポール教会の近くにあったんで、あくまでも序でです。


本日は画像だけでお腹一杯という感じですが。
1434年、ブルターニュ公ジャン五世の時代に礎石が置かれたこの教会は、しかし起源を遡れば3世紀にまで行き着くとか。


サン・ピエールはもう何度も出て来てる天国の門番ですね。サン・ポール(聖パウロ)は「目から鱗が落ちた」人ですね。「使途行伝」9章に書かれてます。元は熱烈なユダヤ教徒で、キリスト教徒達とは敵対してましたが、復活したイエス様から、「サウロ(パウロのヘブライ名)よ、なぜ私を迫害するのか」と呼びかけられ、途端に目が見えなくなるんですよね。そしてイエス様の導きでアナニヤという人が祈ると、パウロの目から鱗が落ちたと。つまりこれは「目が見える様になった」と言う意味と「迷いが無くなって物事を正しく見ることができる様になった」と言う二つの意味を表した話なんでしょうね。

凝った天井の装飾、重厚な木の扉。いいですねぇ。


ここにもイエス様生誕図。絵の方は当然イエス様が描き込まれてますが、クレッシュの方はやっぱりまだ生まれてません。


しかしやっぱりここでの圧巻はステンドグラスですね。
これは本当に解説要らない。中にはモネの睡蓮みたいに見えるのもあったりして。


ステンドグラスの色彩の移り変わりを見てるだけで一日過ごせそうな教会です。

しかしそう時間がある訳でもありませんのでね。名残惜しいけど。

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