さて、乗り継ぎ時間だけの勝負ですからね。次行きます。
前衛主義の教会
カトリックの大いなる復権の時、小さく、老朽化した古い教会に代わるべく、サン・ニコラ教会の再建が始められた。教会の設計は1837年に始まり、そしてこれは、フランスにおいては、13世紀の教会建築に強く影響を受けた「ネオ・ゴシック」による宗教建築の最も早い例の一つに数えられる。建造は1844年い始まり、30年後の完成した。
ここは聖ドナシアン・聖ロガシアン教会と共に、ナントに二つあるバジリカ教会の一つです。ドナシアンとロガシアンは兄弟で、ナントの最初期のキリスト教徒に数えられます。3世紀に殉教した人達ですね。ドナ・ロガの方は街の中心地から少し離れてるので、今回は無理。
バジリカ構造の特徴というか条件というか。クリアストーリ(高窓)と列柱。
さて、先生に連れられて、子供達が見学に来てました。フランスの学校には「カトリック」の授業がありますしね。
まぁ、教会の中を一回り見て歩いたのでしょうが、やっぱり子供達にも分り易いのはクレッシュでしょうね。ここのクレッシュはなかなか凝ってまして、イエス様を象徴するパンとワインがあって、
そして生誕図。まだ生まれてません。しかしこれだけリアルにお腹を大きく作った聖母像も珍しいんじゃないかな。
「ママ、赤ちゃんはどこからやって来るの?」
「キャベツ畑よ。」とは言ってもねぇ。
このロワール地方はキャベツの産地でもありますね。
さてさて、これまた見応えのある教会でした。もっとじっくり眺めたり、いろいろ下調べしたり、更に見学の後「答え合わせ」「復習」をする時間があればもっと良いのにな。
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