2011年11月16日水曜日

「難民」はどこへ行った?

さて、最近ネットで日本のニュースなんか漁ってても「ネットカフェ難民」の話を見なくなりましたけど、どうなんでしょうかね?嘗てのネカフェ難民を吸収したであろうゼロゼロ物件問題の話もあまりニュースに載りませんが、少しは改善されて来たんでしょうか。
聞く所によると、日本ではネカフェの個室でエッチ、なんて人が増えて、個室は作らない方向に変わりつつあるとか。新幹線のコンパートメントと一緒ですか。

フランスにも最近ネットカフェはどんどん増えておりますが、日本みたいに個室やシャワーなんかは無いですね。

結構小さな店が多いです。嘗て電話ボックスを5~10個位並べた様な店で、普通より安い電話料金で、アフリカやアラブ圏の出稼ぎの人が故郷の家族と電話するという所があったんですが、そういう店がネカフェに鞍替えしてるのが多いからですかね。

そんな中、大箱も進出して来てます。(多分)最大手、「Milk」さんです。


店内を覗いて見ると飲み物とかもあります。ただし日本みたいな「料金に込み・飲み放題」ではなくて「別売り」の様ですが。


日本のネカフェって大抵ビルの上の方にあるイメージです(少なくともおっさんの知る限りは)。普通に道を歩いてて、ネカフェでPCに向かってる人達の姿が見えるのって日本ではあまり無い様な気がするんですが。


しかし、これだけ外から丸見えだと、下手なサイトを閲覧してたら、通りがかりの人にまでわかっちゃいますねぇ。

「うわー、あの人こんな真っ昼間っからエッチサイト見てるぅー」とか、
「おや、あれは過激派テロリストのサイトじゃないか、あんなサイトを見てるなんて、あいつは一体…」とか。
まぁ、エッチサイト位はともかく、ヤバイ人はちゃんと注意してるでしょうから、こんな人目につく所ではやらないでしょうが。

と書きながら、全然関係無い話ですが、最近の人には「ヤバイ」という言葉は「魅力的」という意味でもあるのを思い出しまして。そうか。じゃここで言う意味での「ヤバイ(=危い、『悪事が露見しそう』『危険が迫っている』『危ない』という意味で江戸時代から使われてる言葉だそうですが)」の事は今の人は何て言うんだろう?

これまた関係無いですが、英語で「Bad」というと辞書なんかには「悪い」と書いてありますけど、俗語では「最高」という意味がありますね。マイケル・ジャクソンの「Bad!」なんてのもそういう意味だったんでしょうね。残念ながら詳しくは知らないんですが。

ヒューイ・ルイスの「Bad is bad」なんて面白い曲もありましたが。
「Bad」は「最高」の意味でよく使うけど、時々本来の意味、つまり「Bad=悪い」を意味する事もある…うわ、最悪…みたいな。

で、重ねて関係無いですが、歌詞を載せときます。好きなんです。これ。
で、毎度の如く、おっさんの勝手な解釈・意訳ですので鵜呑みにしないで下さい。とんでもない誤訳の可能性もあります。

Went uptown to see my cousin
Plays guitar, sounds like a chainsaw buzzin'
In the crowd, I see his mom and dad
I said "Hey, hey Uncle, man your son is bad"

But sometimes, sometimes bad is bad
Cool is a rule, but, sometimes, bad is bad.

ギターを弾いてる筈なのに電気ノコギリの唸りみたいな音を発する従兄弟。町で彼の両親に出会って、「いやぁ、叔父さん、叔母さん、お宅の息子さんはBadですねぇ!」

Across the street, a neon sign
All you can eat for a dollar ninety nine
Aww, that old stew is the baddest in the land
But one dollar's worth was all that I could stand

But sometimes, sometimes bad is bad
Cool is a rule, but, sometimes, bad is bad.

たったの1ドル99セントで食えるものといったらこの位か。うわ、このシチュー、国中で一番Badだろ。でもこの値段が、こんなモンしか買えない俺の値打ちなんだろう、畜生。

Back uptown to see marie
Nobody home, I opened the door with my key
"I love you, Huey" was the note I read
But there's a strange pair of shoes underneath the bed

But sometimes, sometimes bad is bad
Cool is a rule, but, sometimes, bad is bad.

うちに帰ったら誰もいない。「愛してるわ」なんてメモは置いてあったけど、ベッドの下に隠してあるこの見慣れない靴は一体何だ?…サイアク。

で、脱線はこの位で。


それにしても、おおっ、24時間営業とは恐れ入った。おフランス人様もそういうことを考える様になったという事か?ネットに嵌まり過ぎて昼夜逆転しちゃった人がフランスにも多いんだろうか。

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