地下鉄にて。これは下着会社「Dim」さんの、ストッキングの広告ですね。
「どっちのラインが美しいかしら?」
この画像は脚線美とエッフェル塔の競演もさる事ながら、このモデルさんが何気に裾を引っ張ってる所がミソなんですがね。
エッフェル塔に対抗しうるとは素晴らしい脚線美ですね。ま、ストッキングに限らず、服全般についていえる事ですが、あれはスタイルの良いモデルさんが着るから美しいのであって、誰が着ても綺麗な訳ではありません。
モデルさんといってもいろいろですけどね。
rajic.2chblog.jp/archives/51894257.html 16
世の人々はこういうのをスマートで美しいと思うんだろうか。てか普通思いませんよね。これを美しいと思う方、一度病院に行ったほうがいいですね。
「脚ぜーんぶDim。」
まぁ、これは判り易いと言うか。これ、最初は最近よく見かけるデニムのホットパンツかと思ったんですが、スカートだった様ですね。まぁ、これも同じく、広告写真のモデルさんだからであって、現実にこのスカート丈は無いだろう、さすがに。
ホットパンツという言葉が登場したのは1971年のパリコレだそうですね。60年代ロンドン発祥のショートパンツがパリコレに届くまで10年近くか。
ジーンズを切って短くしたような感じで、短く切った裾からポケットの布地がはみ出してる位のを最近よく見かけますが。
「私はパリで一番美しい赤信号。」
赤いストッキングでなくても、これなら振り返ったり立ち止まったりする人は多いでしょうね。しかし別に綺麗なお姉さんが歩いてなくても、パリの歩行者用信号なんて有って無い様なもんですが。てか歩行者用信号を素直に待つのなんて日本人かドイツ人位だと言われてます。
そういえばアメリカには「ジェイウォーク」ってまだあるんだろうか。しかし面白いですよね、「割れ窓理論」って。
「あなたじゃ無理よ、坊や。」
これは自信過剰なのか自意識過剰なのか。
「Vous ne faites pas le pois」というのは少々解説が必要ですね。Faire le poidという言葉にはいくつか意味がありますが、ここでは「釣り合いがとれる」という意味ですね。Poidとは重さの事です。「あなたじゃ私と釣り合いが取れない」という事。
で、この広告の中では「Pois」となっていますが、これは水玉模様の事。水玉のPoisと重さのPoid(発音はどちらも同じ「ポワ」です)を引っ掛けた洒落な訳です。
さて、この靴紐を結び直している男性は次のうちどれでしょうか。
①ミニスカに水玉のストッキングの女性を見かけ、脚をもっとよく見たいので靴紐を結び直すふりをしただけ。
②更にパンチラまで期待してかがみ込んでいる。
③ナンパのタイミングを計っている。
④単に靴紐を直している所にこの女性が通りかかっただけなのに、自意識過剰女からいわれの無いからかいの言葉をかけられたかわいそうな人。
④のケースって結構あると思うんですけど。いや、からかわれるかどうかは別にして、俗に言う「勘違い女」。「勘違い男」も結構いますが、男女比で言うと女性の方が勘違い率高いと思うんですが。
因みに「Pois」という言葉には「豆」という意味もあります。この「豆」の意味の「Pois」と引っ掛けた洒落なら…猥談ができそうですね。
ま、それはさておき。
日本でこういう広告ってどうなんでしょうか。広告の規制とかは国や自治体によって勿論違う訳ですが、かなり前の話ですが、当時の営団地下鉄(現:東京メトロ)が脚線美の女性の歩いている脚をクローズアップしたポスターを作った所、「女性差別」との批判が寄せられまして。
営団側としては「素晴らしい足」という意味であって女性差別の意図は無かったと釈明しましたけど、結局ポスターは撤去されましたね。
一般的な感覚からすると「女性の美しさを賛美している」内容であっても、「女性差別」という批判は起こり得る訳ですが。
「フランスの女性は男性の目を楽しませるのがお上手だ」
とは青池保子「エル・アルコン-鷹-」のティリアン・パーシモンが女海賊ギルダ・ラヴァンヌに言った台詞ですけど。
まぁ、現実にパリに暮らしてると「そーかぁ?」と思う事も多いですがね。
日本の女の娘の方がよっぽどお洒落に気合入ってますよ。
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