2011年9月7日水曜日

“Des gouts et des couleurs, on ne discute pas."

フランスではこの様に申します。

Gout(グー)とは味の事です。まぁ、英語のTasteと同じで、本来の食べ物の「味」の意味もありますし、「好み」の意味もあります。

Couleur(クルール)とは色の事ですね。

「味と色については議論にならない」

辞書なんかでは「蓼食う虫も好々」と訳されてます。

友人(フランス人)
「おい、あそこを歩いてるあの娘、日本人じゃないか?すごく可愛いなぁ」
おっさん
「あぁー?そーかぁー?」

こんな会話もしょっちゅうです。(5/26の記事参照)こんな時に言うのですね。

「Elle n'est pas mon gout.(彼女は俺のタイプじゃない)」

全然話が違いますが、昔、V6の「学校へ行こう!」で、全校生徒の前で校舎の屋上から何かを「主張」するコーナーがあったんですが、
そのコーナーに、ある日、生徒ではなくて何故かそのお父さんが出てきて、

「わしの女性の好みは…『母ちゃん』だぁぁぁー!」

と主張してました。あれは何だったんでしょうかね。

で、それはさて置き、「色」の話。

毎回日本に帰る度に思いますが、やっぱりダークスーツの人が圧倒的に多いですねぇ。最近はクールビズで少しは変わって来たんでしょうか。

服装に限らず、フランス人の「色」の感覚ってやっぱり日本人とは違います。日本ではこれはあんまりやらないんじゃないですか?「ピンクに紫」。
そう言えば南斗六聖拳「妖の星」ユダ様や、南斗聖拳シンの配下ダイヤ様のアイメイクはピンク、口紅は紫でしたなぁ。

お菓子屋さん「ル・ノートル」の看板とトラック。


とあるホテルの看板も。


サン・ラザール駅近くのアーケード。


メトロでも。まぁ、台座は全部ピンクですから、元は椅子も全部ピンクだったんじゃないかと思いますが、壊れた椅子を替える時に、そこに紫のを取り付けちゃう所が何とも。


そんな訳で、おっさんは時々こんな格好もするんですねぇ、これが。
ある日のおっさん。


これがやりたかったのか。

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