さて、昨日の続き。大学村の建物達。40幾つも紹介できないので、一部だけ。
フランス地方館。パリの人はいいけれど、フランスの地方から出て来た学生さんも多いですからね。
モナコはフランスとは別に寮があります。まぁ、別の国っちゃ別の国ですけど。
イギリスはやっぱりイギリスらしい厳めしい建物ですね。例えばパリとロンドンの町並みを比べると、何だかロンドンの方が暗い様な気がするんですけど。
ドイツ館も厳めしいって言えば厳めしいですけど、イギリス館と違って堅苦しくないと言うか。
東南アジア館。東南アジアの一つ一つの国が寮を持ってるわけではないのですね。所で、この東南アジア館の中で、お互い仲の悪い国の人が鉢合わせたりすることもあるんじゃないでしょうかね。例えば一時期のベトナムとカンボジアとか。
だからって訳じゃないでしょうが、東南アジアの国の中では独立した寮を持ってるのはカンボジア位ですか。
アルメニア館もギリシャ館もそれぞれの国の雰囲気が出てます。ギリシャ館には「ヘレニズム館」なんて書いてありますが。
国の雰囲気が出てるといえばやっぱりこれでしょうね。メキシコ館。
さて、ブラジル館とスイス館は日本でもお馴染みのル・コルビュジェさんの作品ですね。(ブラジル館はルチオ・コスタとの共同設計)
日本から建築家さんのグループが視察に来て、ル・コルビュジェの建築物巡りをする時なんかはサヴォワ亭やコルビュジェ財団と並んで、ここも定番のポイントです。スイス館の無機質な感じとかブラジル館の窓枠やベランダの色なんか「いかにも」って感じです。
でもコルビュジェさんってフランスの建築家さん達からはあんまり評判良くないですね。結構アンチの人も多い様で、
「ル・コルビュジェ?あぁ、あれはHLMの建築家さ」
なんていう人もいます。
HLMというのは家賃を抑えて、低収入の人でも借りられるようにした公営住宅ですね。所によって違いますけど、結構安普請の所が多いとか。
Habitation a Loyer Modere(低家賃住宅)の略です。
各国の寮の他に、郵便局「大学村支局」があったり、スポーツ施設なんかがあるのはわかりますけど、これは何故?農業省。
謎だ…
で、なんで日本館が出て来ないんだというご指摘はご尤もですが、故あって、これまた「続く」。
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