時々ブログのアクセス解析をする訳ですが、結構いろんなキーワードでここに辿り着く人がいるんだなぁ、などと思いつつ。
「Sous les Paves,la plage!」とか、「公衆トイレ」とか、「フランス=鶏」とか、「首さすまた」とか。
で、こういうキーワードで実際ググってみたらどんな感じで出て来るのかやってみたりしてたんですが。「お山は火事でございましょう」などと試しにググってみたら…
えぇっ!?「仏蘭西薀蓄堂」一択!?
どういう事だ?「阿弥陀池」って有名なネタだし、結構どこにでも引用されてそうな台詞だと思ってたんだけど、他のブログにしろサイトにしろどこにも書いてないんですか?
こりゃ不思議。って事は他のネタの有名な台詞はどうなんだろうか。早速やってみましたよ。
「秋刀魚は目黒に限る」(目黒の秋刀魚)…さすがにこれは出てきましたね。
「幽霊だけに 足は出しません」(竃幽霊)…これもすぐに出ました。
「今度はお茶が怖い」(饅頭怖い)…そりゃ出るわな。
「角が暗いから提灯を借りに来た」(道灌)…これも出る。
「お袋が首を?あぁ、家にも帰れねぇ」(ろくろっ首)…出るなぁ。
「アカンベーをしてやったんだ」(蒟蒻問答)…子供の頃から好きな噺。出た。
「壁から釘」(粗忽の釘)…Yahoo知恵袋に意味を尋ねてるページでしたが、まあ出た。
「うどん屋、お前も風邪ひいてんのか?」(風邪饂飩)…これ好きだわ…出るし。
「半分は垢でございます」(半分垢)…出たけど…汚い題名&下げだな…
「お前さんも帰っておくれ」(五人廻し)…廓話なんだけど…出たよ。
「へへへ…もう半分」(もう半分)…怪談もちゃんと出るし。
「消えると死ぬぞ」(死神)…これも怪談。出た。
「飯を食うのが『恐惶謹言』なら、酒を呑むのは『依って件の如し』」(たらちね)長い…けど出た。
取りあえず思いつく所をざっとググってみても、ちゃんと(まぁ一応の物も含め)出ますねぇ。
「そこは私の寝床なんです」(寝床)…最初はペットの犬だか猫だかにベッドを占領されたというブログ記事ばっかりでしたが、「落語」と追加して検索したらやっぱり出た。
成程、その手があったか。改めて「落語 お山は火事でございましょう」でググるとやっと出た。
しかし、この噺、「阿弥陀ヶ池」と「阿弥陀が行けと」を引っ掛けた下げよりも、春、暖かくなって、「お山は雪でしょう」という馬鹿の一つ覚えの挨拶が言えなくなって、苦し紛れに「お山は火事でしょう」という、このくだりの方が個人的には面白いんですが。そういうのは少数派なんだろうか。
「壁から釘」や「消えると死ぬぞ」だって下げの言葉じゃないのにちゃんと出るんだけど。
って、夜の夜中に何やってんだか。
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