2011年9月21日水曜日

どっちかと言うと…

「栴檀は双葉より芳し」と言いますが。

栴檀ってどんな木だ?と思ってたら、結構身近にありました。パリのメトロのベルシー駅のすぐ前。「この木は何の木だろう?」なんて思ってたその木がまさに栴檀でした。


花が咲いてるのは春に(五月頃)撮った画像ですが。写真を元に、木や花の名前を検索できるサイトで調べたら、おや、これが栴檀でしたか。

で、栴檀の実が無患子ですね。これは七月頃の画像。今はもっと色が濃くなってるかな?


無患子の実はお数珠の材料になりますね。フランスではどうなんだろう。やっぱりこの実でロザリオを作ったりするんだろうか。

そういえば「子連れ狼」のTVシリーズの中の一話に「無患子」の回がありましたねぇ。
ところで、個人的には「子連れ狼」拝一刀は萬屋錦之介というイメージじゃないんですけど。原画のイメージからすると藤岡弘とか、人物像からすると中村敦夫とか、そういう人が思い浮かびます。

で、話を戻して「栴檀は双葉より芳し」。でもこの諺に言われる「栴檀」はこの木じゃないそうです。諺の「栴檀」は中国で言う「栴檀」で、日本で言う「白檀」だそうですが。でも資料によっては栴檀=白檀と書いてある物なんかもあり、どっちが正しいんだ?

どっちの花かは良く分かりませんが、諺の方は

「栴檀の花は良い香りがする。それどころか花が咲く前、芽生えの頃からすでに香りがし始めている。同じ様に、大人になって大成する人物は子供の時から優れている」

という意味ですね。七歩歩いて「天上天下唯我独尊」とか。


残念ながら…

「十で神童、十五で才児、二十歳過ぎたら…」

なんてのもありますね。こっちの方が親しみが持てたりして。しかし神童でもなかったしなぁ。困ったもんだ。

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