さてパリの中にも中華街はいくつもあるのですねぇ。
今日はパリ北東部、ベルヴィルのチャイナタウン。
船戸与一「祖国よ友よ」などお読みになった方はご存知でしょうが、この辺はもともとアラブ人街でした。ところがいつからかアジア系がどんどん流入して来て、今ではすっかり中華街。
メトロ「ベルヴィル」駅の前に聳える「華麗都大酒楼」。ベルはフランス語で「美しい」ヴィルは「街」。ベルヴィル・美しい街・華麗都。成程。
アジア系スーパー。
「髪型屋」。わかり易いですね。
華人書店。華人の「音」と「像」。これまたわかり易い。
こんなのもあります。回転寿司。
パリ南東、13区のチャイナタウンが根城の「陳氏兄弟」もこっちの中華街に進出して来ました。安い。
「国民酒家」ここはまだ試した事ないな。
ここはお気に入り。魚のチャーハンなどが良いですねぇ。
しかし今日はあえて違う店に行くのです。「富豪酒家」。
本日は「Soup a Neuilles au Boeuf Bouguignan」牛肉煮込み麺。
濃厚なスープの中に、ほとんど塊になって絡まっている細麺。解すと後から後から麺が出て来る。ドラえもんのポケットか?
そして柔らかく煮込まれた牛肉。なんかのスープのダシに使った残りじゃないかって気もしますが。それはそれで良いかと。
で、ここに限らず、中華といえばジャスミンティー。食事の最初に注文すると、日本の和食屋さんで日本茶が出て来るような感覚で出て来ますが(とはいっても有料)、食後にジャスミンティーを注文すると砂糖がついてきます。日本ではやりませんね、ジャスミンティーに砂糖。
さて、隣の席の中国人カップルは、彼氏は冷やし善哉のような、彼女は杏仁豆腐を薄めた様な、それぞれ謎のドリンクを注文しております。また試さなきゃならない物が増えてしまった。
実を言えばもうひとつ紹介したい店もあるのですが、今回は夏休みで閉まってたのでまた次回。
取りあえずここまで。ってまだ続くのかよ。
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