懐メロから今度は古い映画に飛びましたねぇ。
「第三の男」は1949年か。
いや、ここはウィーンのプラーター公園じゃありませんよ。
パリのチュイルリー公園です。
「チュイル」とは屋根瓦の事ですね。「チュイルリー」は直訳すれば「瓦製造所」です。本当にこの辺で屋根瓦を焼いてたそうです。
ところで、フランス語で「チュイル」と言えば運の悪い偶発事故の事ですね。
ほんのちょっとだけ車を離れただけなのにしっかり駐禁をとられてたとか、いつもはしっかりシートベルトをしてるのに、うっかり忘れた時に限って一斉取り締まりに引っ掛かったとか。
道を歩いてたら、壊れた瓦が屋根の上から落っこちてきて、それにあたって怪我したとか。
そしてやっぱり思い浮かぶのは「ベン・ハー」ですねぇ。「ベン・ハー」はサイレント時代まで含めれば4回映画化されてますが、やっぱりおっさん世代には1959年のチャールトン・ヘストン版です。
石の手摺が崩れて落ちただけで、一家全員連行ですもんね。不運な偶発事故です。
で、話を戻しますが。
このチュイルリー公園に遊園地が出てます。分解・組み立て式の移動遊園地で、ここには夏休みと年末・年始に来ますね。すべてのアトラクションが分解・組み立て・移動可能。トレーラーを連ねたキャラバンであちこち移動しながら営業するんですね。
射的屋さん。子供達が小さい頃、よくこれで縫いぐるみとか取ってあげたりしたなぁ。おっさんは射撃結構得意でした。
これもよくやったし。結構得意だったし。
「高校の頃クレーンゲーム部のキャプテンだった」ってのは「あすなろ白書」のネタでしたかね。
バスケットボールゲーム。
緑間っちにやらせてみたい。
アヒル釣り。これは子供達用。
これもシンプルな大滑り台。
定番のお化け屋敷。
電動カート…とでも呼ぶのかな。
ひと遊びして、ちょっと一休みならこんな所で。
さて、今度は大掛かりな奴を。こんなのも分解・組み立て式。数日間でセットアップします。
ウォータースライダーなんかもあります。
これ、日本ではなんて言うんだろうか。アトラクションの名前は「レインボウ」ですが。
そしてこれ。逆バンジーとでも言いましょうか。パチンコで小石を飛ばすみたいに、人が乗ったカプセル(?)を…
上空へ向けて発射!
いやぁ、こんな物まで移動式ですからねぇ。メンテナンスとか、安全基準とか、どうなってるんだろうとは思いますが、ま、これがフランスの伝統ですからね。野暮は申しますまい。
フランスって、日本で考える様な所謂「遊園地」があんまり無いので、子供達も、若い恋人同士なんかも、結構こういう移動遊園地を楽しみにしてたりします。
でもなぁ。やっぱりこういうのにはあんまり乗る気がしない。
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