2011年8月9日火曜日

やっぱり良いカメラが欲しいかな。

といったって金も無いのにどうしろと言うんだ。

教会美術を見て歩くのは大好きですが、こうやってブログにアップするとか、記録にとって置く為には写真に撮らなきゃいけませんねぇ…

しかし教会美術は教会にあるものでして、必ずしも写真に撮り易い環境にはありません。薄暗い中、夜景モードを使っても、フラッシュを焚いても、なかなか綺麗には写らない。歯痒い思いをしておりますが。

ここもそんな教会のひとつ、と言うかこここそ「高性能なカメラが欲しい」と強く思う所の一つですね。

ノートルダム・ド・ボンヌ・ヌーヴェル教会です。「ノートルダム」とは聖母マリアの事ですね。ボンヌ・ヌーヴェルとは「良い知らせ」の事、聖母マリアに起こった「良い知らせ」とは?そう、イエス様を身籠った事です。大天使ガブリエルが聖処女マリアの所に現れ、受胎を告げた「受胎告知」は様々の芸術のモチーフになってます。「良き知らせの聖母」「受胎告知の聖母」とでも訳すんですかね。


いや、こういう外観とか、明るい所で撮るなら今のカメラで十分なんですが。


1635年に障壁となったシャルル五世の城壁を始めとして、パリの人々はごみ、廃材、瓦礫等を普通に放り捨てていた。これらの積み重なりはついに小高い丘を形成するに至り、そこには風車、そして家屋も姿を現した。ヴィル・ヌーヴ・シュル・グラヴォワ(訳注:「瓦礫の上の新しい町」とでも訳しましょうか)と呼ばれたこの土地に、1551年に造られた礼拝堂の瓦礫も含まれている(訳注:1551年に建てられた礼拝堂は1591年、宗教戦争で破壊された)。1628年、ノートルダム・ド・ボンヌ・ヌーヴェル教会が取って代わった。教会はボールギャール通りに沿って東西に向いていて、1673年に教区教会となった。革命の翌日には鐘楼を除いて教会は破壊され、エティエンヌ・イッポリット・ゴッド設計により1823年から30年にかけて建てられた現在の建物に代わっている。

ふぅん…しかしこの教会にフィリップ・ド・シャンペーニュの作品があるとは後になってから知ったぜ…また改めて見に行かねば。

まぁ、別に有名画家の作品をあえて求めなくても、十分美しい教会ですけどね。


しかし、やっぱりこの教会のハイライトはこの「キリストの生涯」の連作なんですがね。如何せん、今のカメラじゃこの程度にしか撮れない。まぁ、腕の問題もあるんでしょう。カメラだけのせいのする訳じゃありませんが。


今のカメラでも、三脚でも持ってけばもっと綺麗に撮れるかも知れない。撮り直してみるか。いつになるかわかりませんが。あんまり期待しないでください、って、別に誰も期待なんかしないだろうな。

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