これ、結構前のポスターですけど。メトロ構内の広告スペースには、当然いつも何かしらのポスターが貼ってある訳です。
で、これは上手いな、と思ったんで写真に撮っといたんですね。
「明日のポロックはAAFに」:テーブルにまで盛大にケチャップをぶちまけている少年。
このケチャップ少年はドリッピングの大家ジャクソン・ポロックを超えられるでしょうか?おっさんも結構ポロックのファンだったりしますけど。この手のアーティストの中ではロスコーなんかも好きですねぇ。
「明日のターナーはAAFに」:湯気で眼鏡が曇った少年。
霧に煙った様な、柔らかい光に包まれたターナーの画面を、こう表現して来ましたか。なかなか。ターナーも印象派の先駆者達の一人として数えられますね。「本格的な」風景画家として、そしてその「光」の取り扱い方からも。ロマン派に留まらず、イギリスを代表する画家の一人です。
AAFというのは、The Affordable Art Fairというコンテンポラリーアート・フェアです。affordableという言葉は手元の辞書にも載ってないので、ひょっとしたら造語かも知れません。
AAFのHPの解説によると、1999年、ウィル・ラムセー氏によって始められ、現在コンテンポラリーアート・フェアのネットワークとしては最大の物のひとつに数えられるそうです。
ラムセー氏が1996年にロンドンに開いた画廊はどちらかと言うと無名のアーティストを扱い、親しめる、手の届く価格帯の作品を提供したのですね。同じコンセプト「美術に触れ、作品を買うのに、膨大な美術の知識も要らないし、大金持ちである必要もない」というアート・フェアがAAFですね。affordというのは「~をする余裕がある」という様な意味ですから、まぁ「手の届く」アートフェアとでも訳しましょうか。
で、ポスター繋がりで、他にも紹介しときましょうか。
何の映画のポスターだったかさえ覚えてないんですが…すみません。
いや、このトラボルタさん(だったと思う)を見た瞬間に思いました。
「あれ?園崎組の葛西 辰由さんじゃありませんか?」
まぁ、人違いですけどね。他人の空似。
それだけです。別に深い意味はありません。
これはメトロ構内じゃありませんけど。女子サッカーの日本対フランス戦。ポスターの上の方には箸が登場してますね。まぁ、日本だから箸が出て来て不思議は無いんですけどね。その箸の写真の下の文句は、「そう簡単に箸でつままれるとは思わないでね」…とでも訳せばいいのかな。なるほど。
ケーブルテレビの日本アニメチャンネルの宣伝らしいです。…そんなものがあったのか…
小畑健氏の「人間失格」の表紙イラスト、結構話題になりましたね。「manga」は着々と海外へ進出しております。
そんな訳で、ポスター特集でした。
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