2011年7月19日火曜日

本題に入るのに二日がかりか。

そんな訳で腹ごしらえも済み、やっと本題、ムフタール通りです。

ここは月曜を除く毎日朝市が出てますからね。パリ滞在が短い方でも朝市の雰囲気を味わいたいという時には便利です。


本当の、屋台の様な朝市が出ていなくても、昔ながらの商店の雰囲気はほとんど朝市みたいな感じです。

今時、日本でこんなローストチキンが店先で回りながら焼けてる所なんてお目にかかるんでしょうかね?子供の頃見た覚えはありますけど。


さすが、チーズも相当な種類がありますねぇ。


パン屋さん。タルトやケーキもいろいろ。


レバノン料理の店もありました。


さて、ここらで歴史の方へ行きましょうか。お馴染みペール・スタークです。


古くからの道は新石器時代からここにあり、その名の由来となったセタルデュ山に沿っていた。十七世紀にも、その名は「モン・セタール(セタール山)通り」として残っていた。1868-69年に道の半分は切り離され、古いものは16世紀末から19世紀初頭にかけて分割された住居に縁取られた、狭く曲がりくねったイタリー広場までの部分は消えて行った。Pot-de-Fer通りとの角には1671年作の泉水がある。1848年の革命(訳注:二月革命、ルイ・フィリップの立憲王政から第二共和制へと移行)の革命家達のサロンであり、第二共和制下ではダンスホールになっていた場所を示す、非常に稀な木彫の例である「古い樫の家」(69番地)や1592年の、ワイン商のユーモアの反映である「良き泉」(122番地)など、いくつかの古い看板が現存している。

なかなか凄い所ですね。
新石器時代からの道って…? 19世紀の木彫の看板って…?

そんな古くからの街ですが、このムフタール通りをずっと北上した所にあるコントルスカルプ広場ではおそらくパリで最新の商売が流行ってる様です。


マッサージ屋さんです。こんなんで本当にリラックスできるんでしょうかね。まぁ、結構お客さんは来てる様ですが。
新商売というより「珍商売」じゃないかと。

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