2011年7月18日月曜日

カレーの味がしない。

ムフタール通りをウロウロしてたらこんな店を見つけたので入ってみました。

丁度昼時が過ぎて店も空いてましたし。ムフタール通りの事は後回しにして食い気から始まる所が何ともはや。

「Maison des Tartes」の名の通り、タルトの専門店です。


で、食事というか軽食用のタルト一品、デザート用のタルト一品、飲み物付で8.40ユーロという事で、おっさんの好きな一桁の店ですね。


まず軽食用に「Tarte Salee」(文字通りに訳せば塩味のタルト、まぁ、お菓子のタルトじゃないという意味ですね)。
カレー風味牛肉のタルト。どんなんだ?と思いつつ試してみまして。


カレーの味、仄か過ぎません?別に不味いという意味じゃありませんけど。まぁその奥ゆかしい所が良いんでしょうかね。一般的に、おフランス人さん達はスパイシーなのは苦手ですし。

デザートの方は定番ですね、タルト・タタン。焼き林檎のタルトです。


チョイスも定番ですが、味の方も定番でした。伝統の味。

ところで、写真にもある様に、タルトにスプーンという組み合わせなんですが。日本ではあまり見ないんじゃないでしょうか。日本だったらやっぱりフォークとナイフが出て来るんじゃないかと。こっちでは普通なんですけどね。

日本から来た人と食事をして、たまたまこういうタルト+スプーンが出て来ると、戸惑う人が多いです。「これ、どうやって食べるんですか?」なんて聞かれた事もあります。
簡単なんですけどね。まずはスプーンをナイフのように持って、スプーンの頭の部分をタルトの上に置きます。あとはスプーンの丸みに合わせて、シーソーの要領で前後に揺らすだけなんですが。

実際にやって見せても、やっぱりスプーンの先っぽで一生懸命つついて切ってる人もいて。
スプーンがカチカチ音をたてて皿に当たってますよー。まぁいいんですけど。そんなにつつきまくったら、手元が狂ってタルトが飛んでっちゃうんじゃないか?と思う位に力が入ってる人もいましたね。
「プリティー・ウーマン」のエスカルゴ(7/14の記事参照)のタルト版ですかね。

Maison des Tartes 67,rue Mouffetard 75005 Paris

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