2011年7月27日水曜日

「床屋?古いな。」

じゃあ日本では最近は何て言うんだろう?

美容院?ヘアサロン?まさかバーバーショップとは呼ぶまい。フランス語なら「サロン・ド・コワフュール」ですけど。
約半年放っといた髪を切り、すっきりしたおっさんであります。いや、床屋には行ってません。自分で電気バリカンでざざーっと。これで十分。

で、その話じゃなくて、
ゴルゴ13は後ろに人が立つのを嫌うのに、床屋なんかどうするんだろう? 
回答:鏡に映った後ろの様子をちゃんと見てるのさ。バーのカウンターでも、ミラータイプのライターとか酒のボトルに映してちゃんと後ろを見てる。

でもなくて。
いい加減本題に行かねば。といってもその「本題」そのものが暇潰しの話ですけど。
で、待ち時間の暇潰し兼トイレ使用の為、リヨン駅のまん前のカフェに入った訳です。


まぁカフェとは言っても、ほぼレストランに近いですね。喫茶客用のスペースより食事客用のスペースのほうがずっと広い。

で、おっさんはカフェのバーカウンターで暇潰し用のカフェ。席に座って飲むと値段が倍になりますからね。バーカウンターのカフェは1ユーロでした。これだけの店構えで、レベルからしてももうちょっとするかと思ってたので、結構意外。もっとボロい店で1ユーロ20セントとか1ユーロ30セントとか、もっと高い所もありますしね。
トイレも、こういうターミナル駅の近くとか観光名所とか、本当にトイレだけ使いに来る様な人がいる所は、もう店の客にさえトイレを有料にしてる店が結構ある中で、ここは客には無料、しかも広くてきれい。

で、コーヒーを飲みながらふと上を見上げると時計が。よく見ると…裏返し。


さらによく見ると…上下も逆。聖帝サウザーの体よりも複雑ですな。ふむ。床屋さん(だから最近日本では何て呼ぶんだ?)の、鏡に映して見る為の裏返し時計ってのはよくありますけどね。上下まで逆となると?
で、カウンターを見たら、こんな感じでした。


成程。カウンターに映して見る為の物でしたか。しかし普通に顔を上げれば見える位置にある時計を、わざわざカウンターに映す必要があるのかな?増して、カウンターに映してちゃんと見る為には結構いろいろ体の角度を変えて覗き込まなければならないんですけど。
大体、カウンターに映った時計の、位置関係は合ってるけど文字が逆さまじゃないか。
これはわざとなのか?それとも単に見落としてただけなのか?

まぁ、面白いからいいんですけどね。そんなことを考えてたら確かに暇潰しにはなったし。
さて、仕事仕事。

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