観光で訪れる人が世界一多いのはパリだそうですね。
圧倒的に多いのはアメリカ人だそうですが、勿論他にも色々。パリのホテルのロビーに、イギリスやドイツやスペイン、イタリアなんかのグループの添乗員さんが「明日の予定」なんてのを貼り出してあるのを見かけます。
最近は中国の方も多くなりました。と言うか今や世界中どこでも、中国マネーをどんどん落としていってくれないと商売が成り立たないんじゃないでしょうか。銀座のデパートなんかでも。
さて、中国の方達は本当に現金主義で、空港の免税払い戻しカウンターなんか中国の方でいつも行列です。あれだけ現金を持ち歩いてて、泥棒に狙われたりしないんだろうか。
日本の方は狙われてる様ですね。恐らくは、日本の方って無防備なんでしょうね。世界一安全な国の住人ですから、「盗難」と言う感覚そのものが違うんでしょう。ホテルのロビーで置き引きを目撃した人が、「あの人は何故他人のバッグを持って行くんだろう?」と思いながら見ていたそうで、後で盗難とわかった時、「えぇー!あれは泥棒だったんですかぁー!?」と驚いてました。そりゃ狙われるわ。
電車内の掏摸なんかも注意しなきゃなりません。観光名所ある所、掏摸が紛れ込んでいるというのはお約束ですが、シャンゼリゼとルーブルという二大観光名所を結ぶのが地下鉄一番線です。地下鉄内での盗難が多いのも確かですが、逆にそれさえ気をつければ便利な線なんですよね。
さて、この地下鉄一番線ですが、パリに観光に見えた方は必ず乗るんじゃないでしょうか(ただし泥棒には気をつけて)。この一番線が、最近、最新の14番線と同じく、自動運転になりつつあります。14番線については2011年10/13の記事を御覧頂きましょうか。
14番線と同じく運転席が無くて、先頭車両に乗るとジェットコースター感覚が楽しめます。ラ・デファンスの新凱旋門からヴァンセンヌの城跡まで。何か過去と未来を繋ぐといった趣の線ですね。その中にはシャンゼリゼも、ルーブルも、バスティーユも、ノートルダムも含まれます。
まだ全ての車両が自動化された訳ではなく、一部自動、一部手動というちょっと不思議な状態です。次の画像、手前の車両には運転席があって運転士さんがいますが、奥の黄色い車両は自動化されていて、運転席がありません。と言うかこの二両はすれ違ってる訳ですから、奥の車両は最後尾部分が見えてるんですが。
ところで、この自動運転の地下鉄にはホーム側のドアが不可欠な訳です。14番線は勿論、一番線もホーム側にガラスのドアがあります。
日本でも、線路への転落事故を防ぐ為に、このホーム側のドアが設置されてるところも多いですね。パリでも少しずつホーム側のガラスのドアの設置が進められていた…んですが、なぜか13番線に限っては、一度設置されたドアが撤去されました。1番線や14番線の様に自動にしたかったのに計画が中止になったとか?あるいは何か不具合があって計画が見直しになったとか?その後また設置され始め…訳わからん。
と思ったら、ちょっと前の事になりますが、こんな表示が出てました。
「近代化の為、ホーム側のドアを12の駅に設置します」とな?
12の駅だけなんですか?他の駅はどうでも良いと?
大体、設置したものを撤去して、また設置して、どうなってるんですか?
まったく。おフランス人様のやる事というのは。
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