2011年3月3日木曜日

オンカカカビサンマエイソワカ

ナゾナゾです。
ある事を当てて下さい。
1.それは女性にしか無いもので、男性には絶対ありません。
2.それは決まった周期で定期的に女性にだけやって来ます。
3.最後の一文字は「り」です。

三十数年前、… 太宰は「10年程前(私も齢をとったものだ)」と書いてますが。こっちは10年どころじゃない、三十数年前ですよ。まったく。で、それはさて置き、三十数年前、ナゾナゾブームなるものがありまして、冒頭のもその頃のナゾナゾの一つであります。
まぁ、女の子にこんなナゾナゾを出して「生理」とか言わせようというくだらないナゾナゾの一つですね。正解は「雛祭り」。

雛祭りに辿り着くまでにここまで回り道するかな、普通?

序でに言えばこの手のナゾナゾは他にも色々あって、例えば
ある物を当てて下さい。
1.それは男性の体のほぼ真ん中にあります。
2.それはブラブラ揺れます。
3.4文字で、3文字目は「タ」です。
正解は「ネクタイ」。

もっと露骨なのもありました。
ある物を当てて下さい。
1.それは棒のような形をしています。
2.大体茶褐色ですが、色の感じや濃さは物によって違います。
3.大きさ、太さ、長さ、硬さもまちまちです。
4.太いからといって長いとは限らず、太いけど短い、というのもあります。
5.大きいからといって硬いとは限らず、大きいけど軟らかい、とか小さいけど硬い、というのもあります。
6.先っぽの部分は赤黒くなっています。
7.その赤黒い先っぽから白いものが出ます。
さぁ、何でしょう?何と言わせたいかはさて置き、正解は「葉巻」でした。

平和な時代だった…んでしょうかねぇ。中学生位の頃だったかな、ナゾナゾブーム。

で、雛祭りはどこへ行ったんだ、まったく。

バレンタインが過ぎたと思ったらすぐ雛祭りですねぇ。
現在の雛祭りの原型ができたのは江戸時代頃だそうですね。本人に代わって災厄を引き受けてくれる紙雛を川に流した雛流し(う~ん、ここでやっぱり「綿流し」とか言いたくなるのは何故だろう)の風習や季節の「節句」、女の子の人形遊びが結びついたんだとか。

雛人形とは身代わり地蔵みたいなものでもある訳ですね。ところで地蔵菩薩ってほとんどキリスト様だと思いません?弥勒菩薩が現れるまでという限定つきではありますが、人々を救済する方ですし(大体弥勒菩薩が現れるのは釈迦入滅から56億7千万年後でしたっけ?いったいいつの事やら。)、静岡・陽徳寺をはじめとする身代わり地蔵さんのように人々の苦しみをその身に受けてくれたり、と。
そういえば西岸良平さんだったと思いますが、イエス・キリスト2世が現れ、人々の痛みや苦しみをすべてその身に引き受けていたが、みんなから引き受けた苦痛に耐えられなくなって麻薬に手を出し、遂に逮捕された…なんて漫画を読んだ覚えがありますね。

関東と関西では雛人形の並べ方が違うんだそうで、関東は男雛が右(向かって左)、女雛が左(向かって右)なのに対し、関西は男雛が左、女雛が右。関西の並べ方の方が古くからの宮中のしきたりにのっとったもので、関東風は大正天皇が即位の儀を西洋式の男が右、女が左で行った所から生まれた新しい風習なんですね。
エスカレーターで、関東は左に立って右側は歩いて登る人を通してあげるため空けておくが、関西では右に立って左を通す、とか。なんか関係があるんでしょうか、この違い。因みにフランスでは右に立って左を通します。関西系だったんだ、フランス人。

関係ない話ですけど、東京では「動く歩道」に「危険ですから歩道上を歩かないで下さい」と書いてあり、大阪では「危険ですから歩道上で立ち止まらないで下さい」と書いてあるという話を聞いた事があります。本人はかなり真剣に主張してましたけど本当なんでしょうか。今度日本に行く機会があったら見に行ってみようか。

だからどこへ行ったんだ、雛祭り。

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