という事で所謂「あけおめ」です。
で、正月とは何の関係も無い話をひとつ。
TGV(フランスの新幹線、しかし安直な名前だ。「Train a Grand Vitesse(大きなスピードの列車)」とは。)で移動する時、駅の売店でたまたま目に付いたのでトランプを購入。
右はお馴染みの英語式。左が今回購入のフランス式。
英語式の「J・Q・K」にあたる物がフランスでは「V・D・R」なのですね。
言葉の意味はキング(ここでやっぱり南斗聖拳のシンを思い出してしまうおっさんでした。)に当たる「R」→ROI(ロワ)はそのまま王様の事。
クィーンは「D」、英語のLadyに当たるDame、女性の丁寧な呼び方ですね。「マダム」とか「ノートル・ダム」とか。
ジャックに当たる「V」はValetといって、言葉の意味は一般には召使や従者の事ですね。特に中世の騎士の盾持ちをそう呼んだそうですが。
その割にはハートのジャックに描かれた人物はエティエンヌ・ド・ヴィニョル、通称ラ・イール、ジャンヌ・ダルクの戦友、ダイヤはトロイア戦争の英雄ヘクトール、スペードはオジェ・ル・ダノワ、カール大帝の12人の重臣の一人、クラブは円卓の騎士の一人ランスロット、そうそうたる顔ぶれじゃないですか。
で、それはさて置き、フランスのお土産にフランス式トランプ、どうですかね。
凱旋門のお土産物の売店にはナポレオンのトランプ(ここでやっぱりルパン三世の「ナポレオン・カード」の回を思い出してしまうおっさんでした。)がありますし、ルーブル美術館ならモナ・リザのトランプがあるでしょう、多分。確かめた事はありませんが。
モンマルトルの歓楽街ならヌード写真(女性のとは限りませんよ。男性のも、絡みのもあります)のトランプを売ってます。
パリのお土産物屋さんでトランプを見かけたら、「イングリッシュ・スタイル」か「フレンチ・スタイル」か訊いてみたら如何でしょう。「フレンチ」だったら「J・Q・K」ではなくて「V・D・R」になってる筈です。
話自体は正月とは何の関係もありませんけど。
この話の内容なら絵札の画像だけでも良かったんですが、ロイヤル・ストレート・フラッシュにしてみました。
2013年が皆様にとって「ロイヤル・ストレート・フラッシュ!」な年になりますように。
と、取りあえずまとめておきますか。
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