2012年1月23日月曜日

シマシマ。

手元に画像が無いんですが、パリのお土産物屋さんにある様な絵葉書なんかで、ピカソがシマシマの服を着てる写真を見た事がありませんか?
写真集「キス」で名高いロベール・ドワノーが撮ったピカソのポートレートです。キッチンテーブルを前に座るピカソ。テーブルの上には…何、このグローブみたいなでかい手は?
と思ったら手に見える様に置いてあるパンだった。なーんだ。というユーモラスな写真ですね。

この写真でピカソが着ているのが所謂バスクシャツで、元々は6/5に書いた「ジャージ」と同じく漁師さんの作業着なんですが、日本でも人気の「セント・ジェームス」なんかもこのバスクシャツの系列に含まれますね。

パリ・マドレーヌ寺院裏にあるセント・ジェームスの店です。日本では英語読みでセント・ジェームスですが、フランス語ではサン・ジェームスです。


スペイン・バスク発祥の「バスクシャツ」ではありますが、スペインに限らずフランスでも海の男に愛用されていましたし、特に1889年創業のサン・ジェームスのバスクシャツはフランス海軍にも正式に採用されたりしてます。というか横縞のシャツって最早フランスの代名詞になってるんじゃなかろうか。
外国人が日本と聞いて思い浮かべるのがサムライ・ニンジャだとしたら、日本人がフランスと聞いて思い浮かべるのは横縞のシャツとベレー帽じゃないですか?ってこれは相当古いステレオタイプですが。そう言えばベレー帽もバスク地方由来だったっけ。

ノルマンディーの漁師さん達の作業着、サン・ジェームスですからね。やっぱりトレードマークはモン・サン・ミッシェル。


そして「Pull ne de la mer」(海から生まれたセーター)の文字。


現在では勿論作業着だけではなくて、ファッションとしての面も確立されてますから、シンプルな白地に青の縞だけじゃなく、いろんなバリエーションがあります。


ところで、このバスクシャツ、元はシンプルな白・青しかなかったのを、様々な色のバリエーションの物を作るように注文したのは日本の会社だったんですってね。

モン・サン・ミッシェルにもサン・ジェームスの店がありまして、同地を訪れる日本の方にも人気がある様です。しかしカタカナで書くなよなぁ、まったく。


ま、日本にも神宮前でしたかね、店がありますから、日本でも買えるといえば買えるんですけどね。ノルマンディーで、モン・サン・ミッシェルで買って来た、と言うと有難みが違う…かなぁ。

2012年1月22日日曜日

小さな住人。

昔々、おっさんがまだ日本にいた頃、勤め先は銀座でした。ある日、事務所の倉庫に、ネコイラズを食べて息も絶え絶えのネズミが現れまして。女の子達はキャーキャー言ってばかりで近寄る事もできないので、おっさん(当時は「若いモン」だった)が駆り出された訳です。

で、その馬鹿でかいドブネズミ(誇張でなく猫位の大きさ)を段ボール箱に追い込んでゴミ捨て場に出したんですがね。今はそういうのはどうなんだろうか。ネズミの死骸というのは普通ゴミか?分別ゴミか?ま、その時はビルの管理人さんに聞いたうえで捨てたんで、問題は無かったんだろうけど、今の日本の尺度はもうすっかり変わってるでしょうしね。

何でこんな話になったかと言えば、最近立て続けにネズミを見かけたからです。とは言ってもパリのネズミはちっちゃいな。
これはメトロの出口にて。メトロの駅構内の側溝とか、線路の枕木の間なんかではよく見かけるけど、出口の階段まで出て来るのは珍しい。


ピーマンとか日本のと比べると馬鹿でかいのに、ネズミはペットで飼うハムスターよりも小さいサイズのしか見かけませんね。

そう言えば「G」もこっちのは小さいですね。
これまた日本でオンボロアパートに住んでた頃、休みの日に横になって本を読んでたら(何と言ったら良いのかな、本当に横向きになって枕に右耳をつけて、本を表紙を下にして布団の上に置き、本の開いた部分を右手で支えながら読んでいた)、本とおっさんの顔の間を、体長5cm位の「G」さんが通過しようとした事がありました。あれはびっくりした。
フランスの「G」さんで、体長1cmに届くのなんか見た事がない。


こっちは世界的に有名な某外食産業大手の店にて。

なんか映画「ウィラード」を思い出してしまった。あれは怖かったですねぇ。

「ほら、『エサ』だ」「『カラ』だ」…うわぁ。

1971年の「ウィラード」の続編が1972年の「ベン」ですね。これはなんかパニック映画というよりも、「新・猿の惑星」と同じく、本当に酷いのはどっちだ?と問いたくなる様な映画でしたが。

聖書によると、蛇はエデンの園で、知恵の木の実を食べる様にイヴをそそのかしたから、神様に人間から嫌われる様にされちゃったんですよね。

ネズミも昔何かやらかしたんでしょうか。

2012年1月21日土曜日

意外とこういう趣味なおっさん。

さて得意の「街を歩いてたら」パターンですが。

仕事の行き帰りに、お土産物屋さんが並ぶ通りを通ることが多いんですよ。で、いろいろ覗いて歩いていて、最近は結構バッグ、それもエコバッグのバリエーションがかなり増えて来たみたいですねぇ。


こっちはエコバッグという感じじゃないけど、空港にて。やっぱり「パリ・シャルル・ド・ゴール空港」ですからね。パリのお土産となるとエッフェル塔の図柄は必須なんでしょう。


で、うっかり目にとめてしまったのがこれ。ルーブル美術館の近く、リヴォリ通りの「いかにも」なお土産物屋さん「SUVINA」さんで。


いやー、カワイイじゃないか。安物のビニールで、せいぜい買い物袋替わりに使う程度の代物ですが、まぁ普段使いには十分っちゃ十分だ。3ユーロだし。パリの観光名所かなり網羅してるし。ただ、布地のどこの部分を使ったかによって、表面に出て来る図柄が違うから、ものによっては有名な観光名所があんまり載ってない事もあるのが難と言えば難ですね。


これの大きいバージョンもありまして、5ユーロ。これは「小」と同じ布地を使っていて、面積が大きい分だけパリのいろんな観光名所が良く見える様になっております。


このバッグの小さいバージョンの方はA4版の書類がピッタリ入るので、書類入れとして使ってたら、日本人の10代(おそらく)の女の子に「かわいー、めっちゃかわいー」と連発されました。そら確かにかわいいとは思うけど、そこまでツボる様なものか?

それともおっさんの趣味が若いんだろうか。いや青いのか?

そういえば、普通「ピンクのネクタイ」と言った時に想像するよりちょっと強めのピンクのネクタイ(とは言ってもローズピンク・ディープピンク・ショッキングピンクではない)をしてたら、フランス人さん達からはおおむね好評でしたが、おっさんの周りの日本人のオジサン達からは総攻撃を喰らいましたが。

で、そんな微妙なネクタイを、「素敵…!」とか言いながら手に取っちゃったのは、仕事関係でお会いした、日本人のやっぱり若い女性でしたが。

中学生の頃からフォークもロックも演歌もムード歌謡も結構平等に好きなおっさんの中には、若い頃からおっさんと若造が同居してるんだろうか。

2012年1月20日金曜日

もうひとつ。

駐車ネタです。

これも一般車は駐車しちゃいけないスペースです。Livraisons(リヴレゾン)という、配達車専用スペースですね。


こんな専用スペースがあるにもかかわらず、道のど真ん中にトラックを停めて配達に行ってる奴もよく見かけます。ま、配達車専用スペースに駐車してる一般車もよく見かけますが。

ところで、このリヴレゾンの近くにこんな説明書きがありまして。


成程。一枚目みたいな点線のリヴレゾンは平日の夜8時から朝7時までと日曜・祝日は一般車が駐車して良いと。実線二本の所は配達車しか停めちゃいけない本当に「専用」ですか。


で、そう思っていたら、先日こんなものを見かけてしまったんですが。実線一本だけのリヴレゾン。


さすがおフランス。いい加減ですねぇ。実線二本は一般車はダメ、点線は時間限定で一般車OK
などと貼り紙をしておきながら、じゃあ実線一本は何なのか全く説明が無い。

さて、ここは一般車が駐車してもいいのでしょうか?
試してみたい気もしますが、それで罰金取られたりするのも馬鹿らしいしなぁ。

2012年1月19日木曜日

とある駐車場で。

満車状態で駐車場に入りたい車が行列を作っているのに、9番の駐車スペースだけは空いています。しかし誰もそこに駐車しようとしません。何故でしょう?

答え「車はキュウにとまれない」

というオヤジギャグを何かの落語のマクラで聞きましたが。
別に関係無いんですが、昨日の話の続き、今度は駐車してはいけない場所について。


パリの街でこんな表示を見たら、ここには駐車しちゃ駄目です。これは電気自動車の充電用スペースですね。昔からあったんですが、最近特に増えて来ました。昔の充電ポイントはただの配電盤か何かが入ってるケースですか?って感じでしたが、今のポイントは近代的なデザインになりました。


今現在、官公庁とかはともかく、EVの一般ユーザーってのはどの位いるんでしょうかね。HV位はまだ見る様になりましたが、普通に道行く車を見てもEVなんて見かけないんですが。そして充電ポイントにはこんなEVが(同じデザインの物がずらりと)充電ポイントに並んでますから、これはEV普及に向けての宣伝なんでしょうね。

で、ここまで書いておいてですが、後になって気づいた。ヴェリブっていう貸し自転車があったな、と。て事はこれは貸しEVだったりとか?って調べてから書けよ。まったく。


さて、EVもありますが、一方で開発が進められている水素エンジン車の方はどうなってるんでしょうか。いつか水素エンジン車が一般に普及する様になったら、現在のガソリンスタンドでLPG車の給「ガス」施設が一般的になって来つつある様に、「水素スタンド」があちこちにあるのが普通になって来るんですかね。

まぁそれよりはEVの充電ポイントを設置する方が投資額としては少なくて済みそうですが。
何にせよそんな光景が見られるとしてもまだまだ先の話ですね。今は太陽電池搭載のEVも研究されているとか。ひょっとして燃料代かからなくなるかもとか、コスパ最強じゃないですか。

おっさんが生きてる間に来るかなぁ、そんな時代。