面白いもので、日本では花粉症だけどこっちでは大丈夫という方、その逆の方、どっちでも駄目な方、どっちでも大丈夫な方、人それぞれですね。人によって反応するアレルゲンが違うんでしょうから当然と言えば当然なんですが。
おっさんは幸いな事にどっちでも大丈夫派です。
これはおっさんの家の入り口なんですが、マットの上を良ーく御覧下さい。
わかんないか。拡大。
ん?不精して掃除をサボったせいで綿埃だらけなのかって?いや、ポプラの綿毛です。近所にポプラなんか無いのに、やっぱり随分遠くまで飛ぶんですね。
いろんな花粉症、アレルギーがある訳ですが、ポプラアレルギーってのも凄いんですってね。
近所にポプラの木なんか無いおっさんの家まで綿毛が飛んで来る位で、まわり中ポプラ並木だらけの高速道路なんか走ってると、この綿毛が飛び交ってます。所によっては道路脇に吹き溜まりみたいにこの綿毛が溜ってるのを見ることもあります。勿論高速で車を停めて写真撮る訳にはいかないんですが。
おっさんの家内もこれに弱いから、北海道とか住めないでしょうね。
札幌の北海道庁の画像。
http://ctsuusin.seesaa.net/article/122814795.html
この綿毛、油分が強いから火を点けると良く燃えるんですってね。これを集めて燃料に…なんて無理か。
以前(2011/5/27です)プラタナスの種の事も書きましたけど、こっちも盛大に道路を埋め尽くしてますよ。
こんな感じの種の塊がバラけて落ちて、
こんな風になってます。
これまた集めて何かに再利用できないんですかね。パリ中の並木道から掻き集められるこの種だけでも凄い量になると思うんですが。松ぼっくりだってキャンプの焚き火の時なんか格好の焚き付け&燃料になる訳だし。
そんなこんなで上と下を交互に見ながら歩いてたら、今度はこんな物が目に付きまして。
近所のマロニエの花。マロニエについては2011/9/17に実の事を書いとりますが。
先日来の雨でだいぶ散っちゃったんですが、これは散る前の写真。
赤いのと白いのと。
で、散った花が地面に落ちてたんですが、
へぇ、マロニエの花って、椿みたいに花ごとコロッと落ちるんですね。椿について書いたのは2011/3/14でしたか。その椿の、花弁がハラハラと散るのでなく、花の形のままコロッと落ちる様子が打ち首を連想させて縁起が悪いというので、武家の庭には椿は植えなかったんだそうですが。
他にも「腹を切る」なんて縁起が悪いからというので武家文化の関東では鰻を腹からではなく背から捌くとか、そういう所謂「縁起担ぎ」って色々ありますよね。(う~ん、後ろ傷だって結構嫌なんじゃないかとも思うんですが。関西でも「自腹を切る」なんて嫌だというので鰻を背から捌く人もいるんだとか。)
大リーグ・NYヤンキースのイチローさん。野球の事なんてさっぱり分からないおっさんでも知ってる訳ですが、この人もベンチから打席に向かう時、ベンチの階段を左足から上るんだそうですね。で、ヒットが出ればその次の打席の時も左足から。もし凡退したら次の時は右足から上るんだそうです。それでまた凡退したら今度は左足から。で、時々どっちだか分からなくなって階段の前で足踏みしてしまって、仕切り直して改めて階段を上る、なんて事もあると、何かの対談で話してました。
緑間っちはバスケットシューズを右足から履くそうで。人事を尽くして天命を待つ、その人事の内に縁起も含まれてるんですね。ジャンプ読者じゃない方、ごめんなさい。
ところでこの「縁起」と同じ意味で「ゲン」ってのもありますね。これは所謂逆さ言葉。エンギを引っくり返してギエン、これが縮まってゲンになったんですってね。
ヤの字から始まる自営業の方(八百屋さんじゃありませんよ、というのは文珍師匠のネタです)は、奥さんの事を「バシタ」と呼びますが、これも逆さ言葉で、元はシタバ、文字通り下の場所、陰部を指す言葉だったのが、女性を指す言葉となり、更にその人の特定の女、つまり女房の意味になった…んだそうですが…ヤ○ザ屋さんは男社会だからなんでしょうか、下の場所→女性ってのも凄い飛躍だな…
いや、このブログも話飛躍しまくりですから。人の事は言えませんって。
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